【第3期/最終発表会レポート】それぞれのゴールにたどり着いた塾生たちは、新たなスタートラインに立つ

■2/25(土)@舘矢間まちづくりセンター(丸森町)

6月25日(土)のプレセミナーで開幕した第3期も最終発表会を残すのみ。ちょうど8ヵ月間、これまでよくぞ走ってきたものだと自分ながら感心しています。この日も好天で、日なたは2月とは思えない暖かさ。開幕時点では冬将軍の心配もしていたのですが、第3期はこの点でも恵まれていました。

会場は舘矢間まちづくりセンター。朝から事務局やOBが準備を行うかたわら、塾生がリハーサルを進めます。そして昼過ぎには近くは車で5分圏内から、遠くは新潟や東京からも参加者が着々と集い、いよいよ最終発表会が始まります。

 

さて、今日の主なメニュー。

○オープニング

○塾生マイプランの発表

 ★審査員

  ・糸原るいさん(株式会社メデュアクト)

  ・加藤あけみさん(丸森町子育て定住推進課 課長補佐)

  ・坂本 一さん(一般社団法人まなびの森 代表理事)

  ・尾野寛明さん(伊達ルネッサンス塾 塾長)

○リフレクション(参加者同士の感想共有など)

○ゲストセミナー

 ・糸原るいさん(株式会社メデュアクト)

○各賞発表・表彰・講評

○交流会


■話す人、聞く人の想いが交差する

はじめに諸説明や第3期のこれまでを振り返ったのち、さっそく塾生マイプランの発表に入りました。各塾生のマイプランのタイトルと概要は以下の通りです。

 

○泊 昌史さん「スタンプラリーの美学」

昨年7月に山元町に移住し、町をめぐるスタンプラリーの企画ができるまでのお話。

○橋本鮎子さん「一隅を照らす」

味噌やしょうゆなどを手づくりするグループ「てまめ会」を、人が出あい、つながる場に。

○星みのりさん「私はワタシ。」

「地域」と「自分」の間でプランが揺れる~現時点で、自分が到達した想いとは。

○念佛明要さん「仙南版画屋台」

居場所ではなく、そこに居られる状況をつくることで見えてくる「ひとりぼっち」と「地域」の関わり方。

※仕事の都合で欠席のため、事務局が代理で発表。

○目黒太規さん「田舎×○○」

「田舎をもっとワクワクさせよう!」と、「田舎×○○」の可能性を探り続けた1年間。

※私事の都合で欠席のため、事前に撮った動画で発表。

○関根孝幸さん「偶然の出会いが人生に変化をもたらす」

伊達ルネ塾の課題で話を聞きに行った洋菓子店。ここでの出会いによって、気づいた本当のマイプラン。

○菊地るみさん「地域に出ると何かが起こる」

地域の楽しさを知ることで人生が豊かになる。まずは一歩踏み出してみることの大切さ。

 

文字で書くと簡単に見えますが、塾生がそれぞれ半年間「自分」と向き合い、自分の活動エリア・居住地や自分の出身地などの「地域」と向き合ってつくりあげてきたマイプラン。プランを考え抜いたり、行動に移してきた塾生の言葉に、参加者の皆さん、聞き入っていました。また、4名の審査員の皆さんからは、質問を通しての発表内容の深掘り、励ましやアドバイスをいただき、塾生もあらためて考える機会にもなりました。

 

全塾生の発表終了後は、投票の時間。参加者が最も印象に残ったり、応援したいと考えたマイプランを1つ選びました。この投票結果も表彰に反映されるため、誰を選ぶか迷っていた方もいたようでした。

 

そして、審査会の間にはリフレクションの時間を持ちました。3~4人のグループに分かれ、塾生の発表を聞いての感想や、自分の中から出てきた「こんなことしたい」という想いを共有しました。初の試み、どうなるかと思いましたが、話し始めると止まらなく、あっという間に時間が過ぎたようでした。


■いろんな人とのつながりが、さらなるチャレンジを呼ぶ

後半は、審査員も務めていただいた糸原るいさん(株式会社メデュアクト)によるゲストトークです。

 

島根県出雲市出身の糸原さんは地元の大学を卒業後、仕事のかたわら雲南市で始まった地域づくり実践塾「幸雲南塾」(伊達ルネ塾の姉妹塾でもあります)の第1期を受講します。高齢化が日本の25年先を進んでいると言われる雲南市で、次世代の地域を担う若者育成を目指した幸雲南塾は、継続した取り組みも生まれて成果も徐々に現れてきました。

しかし「一人で活動するのが難しい」という卒業生の声から、「応援してくれる仲間の存在が大事」なことに気づきます。そこで、受講生や卒業生のチャレンジを応援する団体「おっちラボ」(のちにNPO法人化)が設立され、2014年度(第4期)からは幸雲南塾の事務局も担っています。

 

「自分も応援したい!」という想いを持っていた糸原さんは、のちに「おっちラボ」に加わります。そして幸雲南塾の運営や、地域で活動する若者を地域や専門家とつなぐことで、若者のチャレンジを推進してきました。

幸雲南塾をこれまで6年間続けてきての地域の変化として、糸原さんは「当初は若者のみの取り組みだったのが、すべての年代~子どもたちから、大人、ずっと年上の世代まで~にチャレンジが広がり、さらにこれらの連鎖が起こっている」ことを挙げてくれました。実際、今年度の最終発表会では高校生や大人たちの出番もあり、ともに地域のことを考えたそうです。このような「子ども」「若者」「大人」それぞれのチャレンジの連鎖から6つのプロジェクトが生まれ、雲南市の施策にも取り入れられています。

 

糸原さん個人としては、昨年から株式会社メデュアクトに移り、中小企業のコンサルティングに取り組んでいます。そこには、地域に貢献できる専門スキルをさらに磨きたいという想いがあり、糸原さん自身にとっても新たなチャレンジと言えると感じました。

 

最後に糸原さんの言葉から―

「地域づくりの現場にいて感じたのは、『個人のやりたいこと』と『地域のニーズ』の両方を満たさないと活動は長続きしない」。

よく言われることですが、どちらかだけだとバランスが崩れたり想いが空回りしてしまいます。これまで、受講生そして運営側として幸雲南塾に関わり、さまざまな経験を積んできた上でのこの言葉、これから活動を進める人にとってはとても大事だと思いました。


■修了というゴールが、新たなスタートに

最後に、審査結果の発表と表彰です。

まず、参加者の投票による「共感賞」は、菊地るみさん。

続いて、「審査員特別賞」は、橋本鮎子さん。

最後に、「最優秀賞」は、関根孝幸さん。

がそれぞれ選出されました。

関根さんのコメントで印象的だったのは、「危機を感じた時こそ、自分の力が出る」というもの。「これでいいや」と思った時もあったそうですが、「いやいや、他の塾生たちもきっとあれこれ(マイプラン以外も含めて)頑張っている」と思い直し、マイプランを深めていったからこそ、出た言葉だと思います。

そのあと、塾生全員に修了証が贈られ、第3期の最終発表会は終了しました。その後の大交流会も大いに盛り上がったことは言うまでもありません(笑)。

 

最後に…。

塾生の皆さん、半年以上もの長い間、おつかれさまでした。しかし、本当のスタートはこれからです。何かで行き詰ってしまった時があったら、伊達ルネ塾第3期のことを、伊達ルネ塾で出会った仲間たちのことを思い出してください。そうすることで、何か光が差し込むかもしれません。

そして、次のチャレンジャーになる皆さん、心に秘めた想いをかたちにしてみませんか。伊達ルネッサンス塾は、想いをかたちにしようと一歩踏み出す人を応援していきます。さあ、次はあなたの出番です。

 

最後の最後に…。

ゲストを引き受けていただいた方々、会場を提供してくれた方々、セミナーにご参加いただいた皆さん、その他伊達ルネッサンス塾第3期にご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。皆さんのおかげで、第3期、無事に終了いたしました。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

これにて、伊達ルネッサンス塾第3期は終了です。

皆さん、またお会いできるまで、しばしお待ちください。


【第3期/第5回レポート】塾生たちは、合戦原にて精鋭部隊の援護を受ける

■1/7(土)@合戦原学堂(山元町)

1月になりました。これまで伊達ルネッサンス塾のセミナーは年内に終わっていたため、年を越すのは初めてとなります。ある意味未体験ゾーンにはいるわけですが、早春に待ち受ける最終発表会に向け、寒さや雪に負けず力を蓄える季節となります。

といっても、この日は天気もよく、会場の合戦原学堂には光が差し込み、時間によっては暖房いらず。そういえば、第3期のセミナーは夏は暑く秋は暖かい日ばかりだったな、とふと思い返しつつ、5回目のセミナーが始まります。

 

さて、今日の主なメニュー。

○塾長トーク:

 ・尾野寛明さん

  (伊達ルネッサンス塾 塾長/

   有限会社エコカレッジ 代表取締役

○塾生マイプランの発表とフィードバック


■意外なものの掛け合わせが、新たなプランを生み出す

今回のトークは、満を持して尾野塾長が登場。尾野さんといえば、「過疎と戦うインターネット古書店」というキャッチフレーズがおなじみです。しかし近年は、障がいを持った方の就労支援にも取り組んでいます。

 

そのきっかけは、地元の施設から職場実習の受け入れを始めたこと。はじめはレジや書庫の整理作業が中心だったそうですが、パソコンができる実習生がいると聞いて、その後は蔵書管理や出品などパソコンを使う作業もやってもらうようになりました。古本屋の仕事は本と向き合う時間が多く、仕事内容や量などを個人に合わせて設定できることから、「古本×就労支援」の掛け合わせに一つの可能性を感じました。その後、障がいを持った方の雇用を始め、のちに就労継続支援A型事業所の認可(中山間地では日本初)を受け、今に至っています。

 

現在事業所では古本だけでなく、地域で担い手が不足している仕事も請け負っています。例えばキャンプ場での作業や耕作放棄地再生の手伝い、干し柿づくりは、決まった季節や年間数十日だけ人手が必要だそうで、リクエストに応じて事業所から人を出しています。また最近では、昔ながらの仕事で、取り組む人がいない・少ないものも地域から依頼されていて、例えば和紙の材料となるコウゾの栽培や東大寺の修行僧のわらじづくり(シェア100%!)、さらに今後に向けてみそづくりの技術を学んでいるそうです。

このように、地域で人手が不足していた仕事に延べ2,000人分(20人×100日分)の働き手を出すことで、地域の困りごとの解消にも一役買ってきました。

 

今回のセミナーのテーマ「自分だけのマイプランへ」。

冒頭の「過疎と戦うインターネット古書店」古本×就労支援」のように、意外なものを掛け合わせること。そして、地域にはいろんなネタや課題がたくさん落ちていて、それを見つけ、拾っていくこと。

この2つが合わさって、さらにどの掛け合わせが自分にできるか、必要とされているかを考え抜くことで「自分だけ」のマイプランに近づけるのだと感じさせてくれる、尾野さんのお話でした。

 


■山元精鋭部隊からのフィードバック!

後半は、塾生のマイプラン発表とフィードバック。

今回塾生は2回発表。最終発表会の雰囲気も味わえる大広間と、塾生だけの小部屋の2ヵ所に分かれます。発表時間は最終発表会と同じ7分間で、そのあと18分間のフィードバックタイムが設定されました。

 

4回目セミナー(11月)のあとに、尾野さんも交えたブラッシュアップ会を経てさらに手直しされた塾生のみなさんのマイプラン。だいぶ言いたいことが整理されたり、強調されるようになってきました。しかし、発表後のフィードバックでは尾野さんから良くなった所を示されながらも、「ここをこうしたらもっと良くなる」とさらなる修正点や改善点が指摘されました。そして今回は、地元山元からの聴講参加が多かったのですが、初めてプランを聞く方も多く「すごい!」という声の中にも、鋭い質問やアドバイスが多く出て、塾生がハッとする場面も見られました。

 

一方、塾生の小部屋では、大広間で発表中の塾生を除いて、それぞれのプランがよりよくなるよう頭をひねっていました。その合間に、最近取り組んだことや「これからこんなことしたい」などの話も出ていました。

 

こうして5回目のセミナーが終了し(ある塾生に、交流会でもう一回発表するという課題が出ましたが)、ついに残すは最終発表会を残すのみとなりました。

暑い夏、実りの秋を経て力を蓄える冬。ずっと塾生と一緒に走ってきて、想いや考え、マイプランの変化を見てきた者としては、蓄えてきたものを生かして、最終発表会でどのような発表がなされるのか、今から非常に楽しみです。

ぜひ多くのみなさんにご参加いただいて、塾生の想いやマイプランを聞いてほしいと思います。


次回はいよいよ最終発表会!

2月25日(土)、丸森町の舘矢間まちづくりセンターで開催です!!ぜひお越しください!!!

詳しくはこちらをご覧ください。→→●■


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【第3期】最終発表会開催のお知らせ ★参加者大募集中!

■仙南の未来、一緒に考えましょう!

7月に開講し、4回目まで終了した伊達ルネッサンス塾第3期。マラソンに例えると30キロを過ぎてつらいところですが、このつらさを乗り越えて終盤に一気に成長する塾生たちの姿をこれまで見てきました。塾生たちにとって、一つの目標となるのが「最終発表会」です。

 

最終発表会では、塾生たちが地域のみなさんに向けて、磨き上げてきたマイプランをプレゼンします。半年間、自分と地域に徹底的に向き合った中で見えてきた地域の課題や新しい視点、塾生たちの想いを見聞きしていただくことで、今後の地域づくりに関わる方々の前向きな思いが繋がり合い、新たな可能性が広がる一日にしたいと思います。

 

塾生たちの、卒業でありスタートとなるこの日。

塾生たちのマイプランを触媒に、これからの仙南、そしてそれぞれが暮らす地域のことを一緒に考えましょう。そこから仙南の未来が変わっていく第一歩、ぜひ体感しに来てください。

多くのみなさんのご参加、お待ちしています!

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チラシのダウンロードはこちらからどうぞ!
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■最終発表会 開催概要

【随時、情報を更新していきます】

 

★日 時:2017年2月25日(土)13:00~17:30

★会 場:舘矢間まちづくりセンター

     (丸森町舘矢間舘山字大門148-1)
 (地図)https://goo.gl/maps/QaQ1ZFXNTQQ2

 

★主なプログラム:
 ○オープニング
 ○塾生マイプラン発表
 ○ゲストセミナー
 ○審査結果発表・表彰
 ○クロージング

 ●終了後、交流会を開催します。
  ・時 間:最終発表会終了後準備でき次第~20:00ごろ
  ・会 場:舘矢間まちづくりセンター(最終発表会と同じ会場)
  ・差し入れ大歓迎です!!

 

★審査を行っていただくみなさん
 ・糸原るいさん(株式会社メデュアクト)
 ・加藤あけみさん(丸森町子育て定住推進課 課長補佐)
 ・坂本 一さん(一般社団法人まなびの森 代表理事)
 ・尾野寛明さん(伊達ルネッサンス塾 塾長)

 

★参加費:
 ・最終発表会:1,500円(高校生以下無料)
 ・交流会:2,000円

 

★お申し込みは、こちらからお願いいたします。
 https://ssl.form-mailer.jp/fms/0314df0d481371

 ※締め切り:2月22日(水)


★会場へのアクセスについて

 ○地図→https://goo.gl/maps/QaQ1ZFXNTQQ2

 ○お車でお越しの方
  会場の駐車場に車をお止めください。
 ○電車(阿武隈急行)でお越しの方
  仙台・槻木方面→丸森駅に11:58、12:55着
  福島方面→丸森駅に11:41、12:52着
  ↓
  丸森駅から徒歩10分

 

☆主 催:伊達ルネッサンス塾実行委員会
☆助 成:平成28年度みやぎ地域復興支援助成金

 

☆お問い合わせ

 こちら(お問い合わせフォーム)までお願いします。

第2回セミナー・ゲストのワタナベさんのお話
第2回セミナー・ゲストのワタナベさんのお話
第3回セミナー・張り子のロバとともに
第3回セミナー・張り子のロバとともに
第4回セミナー・ゲストの鎌田千瑛美さん
第4回セミナー・ゲストの鎌田千瑛美さん

■ゲスト・審査員紹介

糸原るいさん

株式会社メデュアクト マネジャー/幸雲南塾1期生/准認定ファンドレイザー

1987年島根県出雲市生まれ・在住。2010年に島根大学を卒業後、NHK松江放送局、島根県中小企業団体中央会での勤務のかたわら、2011年度より島根県雲南市で始まった「幸雲南塾~若者チャレンジ講座~」に1期生として参加した。その後、同じく1期生の矢田明子さん(NPO法人おっちラボ代表理事)が立ち上げたNPO法人おっちラボに2014年8月より加入。若者チャレンジコーディネーターとして幸雲南塾の運営を手掛けたのち、2016年4月に株式会社メデュアクト(本社:島根県雲南市)へ転職した。2011年に東京から同市へIターンした社長と2人で「地域を経済、心の両面から元気にする」をビジョンに掲げ、東京、島根を拠点に、高齢化社会に挑む医療機関・中小企業を支援する経営コンサルティング事業を行っている。

 

株式会社メデュアクト
http://meduact.com/


加藤あけみさん

丸森町子育て定住推進課 課長補佐

1964年丸森町生まれ。東北学院大学文学部英文学科卒業。丸森町役場入庁後、民生課、総務課、会計課、農業委員会を経て観光課でのべ11年勤務ののち、現職。
観光課では、観光協会と物産振興協会の再編や、町の観光計画作成などを担当。イベント関連では、「齋理幻夜」「齋理屋敷開館25周年企画『昭和88年まぼろし横丁』」など齋理屋敷に関わるイベントの企画・開催や、「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」に関わりました。また、東日本大震災後には町を元気づけるため「1000人でまるもりダンス」を企画、実施した。
町民自らが「自分たちがやった、やりきった」という達成感を持てるようにかたわらで支えることを基本スタンスとして、町民の主体的な想いを大切にして業務にあたっている。


坂本 一さん

一般社団法人まなびの森 代表理事

1965年神奈川県生まれ、10歳の時に村田町に移住。東北大学経済学部卒業後、東京で会社勤めをしたのち、1991年角田市にて塾を開設。以来25年間「塾屋」を主たる稼業としている。2011年春、塾出身の若者2人と新しい塾「まなびの森」の立ち上げ準備中に東日本大震災が起こったが、混乱の中で教室を立ち上げ、並行して山元町で学習支援活動を開始。同年12月一般社団法人化し、仮設住宅の集会所から中学校の教室まで活動の場を広げ、重層的な学習支援の枠組みを作り出してきた。
団体の名称は「ひとのもりをつくる」という想いが込められている。人口流出や少子高齢化が急速に進む地域にあって、将来を担う「ひと」は地域自らが意識して育て上げなければならないとの想いがあり、「ひとのもりをつくる」ことで微力ながら地域社会の再生産に貢献したいと考えている。


尾野寛明さん

伊達ルネッサンス塾 塾長

有限会社エコカレッジ 代表取締役


【第3期】第5回セミナー開催のお知らせ ★一般聴講も募集します!

■2017年は伊達ルネ塾から!

2017年、新年早々のセミナーとなる5回目は、伊達ルネ塾・冬の陣のはじまりです。これまで試行錯誤しながら考えてきたマイプランをとことん磨き上げ「自分だけのマイプラン」にしていくこと。その想いや考えを自分の中だけにとどまらせずに、多くの人に分かってもらい共感を得るには?を考えること。この2つがポイントになります。

 

今回も、一般聴講での参加者を大募集します!

地域づくりに興味のある方や「塾生のマイプラン、どんな内容だろう」という方もぜひご参加ください。

第1回セミナー・グループでのプラン発表
第1回セミナー・グループでのプラン発表

■第5回セミナー開催概要

★日 時:2017年1月7日(土)13:30~17:00

★会 場:合戦原学堂(山元町高瀬字合戦原30-5)

 (地図)https://goo.gl/maps/6oxLhoZH74Q2

 

★主なプログラム:

 ○塾長トーク

  ・尾野寛明さん

   (伊達ルネッサンス塾塾長

    有限会社エコカレッジ代表取締役

 ○マイプランの発表とフィードバック

 ●終了後、交流会を開催します。

  ・時 間:セミナー終了後準備でき次第~20:00ごろ

  ・会 場:交流拠点「なわっしょ」

   (地図)https://goo.gl/maps/KNq9kEHCFs42

  ・差し入れ大歓迎です!!

 

★参加費

 ・セミナー:1,000円

 ・交流会:2,000円

 

★お申し込みは、こちらからお願いいたします。

  https://ssl.form-mailer.jp/fms/b425432d481369

 

★会場へのアクセスについて

 ○車でお越しの方

 会場の駐車場は台数に限りがありますので、満車の場合は「なわっしょ」(交流会会場)の駐車場に車をお止めください。

 ○公共交通手段以外に移動手段のない方

 事前に、事務局までお知らせください。

 

☆お問い合わせ先

 こちら(お問い合わせフォーム)までお願いします。

第2回セミナー・ゲストのワタナベさんのお話
第2回セミナー・ゲストのワタナベさんのお話
第3回セミナー・張り子のロバとともに
第3回セミナー・張り子のロバとともに
第4回セミナー・ゲストの鎌田千瑛美さん
第4回セミナー・ゲストの鎌田千瑛美さん

■トークゲスト紹介

尾野寛明さん

伊達ルネッサンス塾塾長/有限会社エコカレッジ 代表取締役

 

1982年生まれ。学生時代の2001年に東京都文京区でネット古書店を起業し、2006年に本社をまるごと島根県邑智郡川本町に移転。ITを活用した商店街のまちおこしと、障がい者雇用を目指す古書店を経営している。そのかたわら、全国各地で「地域づくり実践塾」に参画し、子育てママや普通のサラリーマンでも空き時間に気軽に無理なく地域づくりに携われるしくみづくりを行っている。

伊達ルネッサンス塾においては立ち上げから参画し、第1期より塾長を務める。

第3期・3回目セミナーにて。
第3期・3回目セミナーにて。

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【第3期/第4回レポート】古き医院の雰囲気が、マイプランを癒し、力をみなぎらせる

■11/5(土)@旧目黒医院(角田市)

11月に入ると朝夕は冷え込んできて、ちょっとした冬の訪れも感じさせますが、この日は日差しも差し込んで小春日和の一日となりました。

 

今回の会場・旧目黒医院は医院と住居が併設した建物(聞くところでは、昔は郵便局も一緒だったらしい)で、現在は使われていない所を特にお願いして使わせていただきました。とても雰囲気のある建物で、先に会場入りしたスタッフ、そしてゲストの鎌田さんも心躍りました。

このような場所を使わせていただけることに感謝しながら、歴史の重みを感じながら、4回目、スタートです。

 

さて、今日の主なメニュー。

○ゲストトーク:

 ・鎌田千瑛美さん

  (NPO法人蓮笑庵くらしの学校/福島県田村市

○塾生マイプランの発表とフィードバック


■立ち上げた事業を、いかに続けていくか?

今回のテーマは「アクションを起こそう」。これまで塾生のみなさんが考えてきたことと、自分が取り組んだこと。この2つをミックスさせて、次へのアクションにつなげていくことが今回の目標となります。

 

前半はゲストトーク。今回、ゲストととして「NPO法人蓮笑庵くらしの学校」の鎌田千瑛美さんに福島県から来ていただきました。

東日本大震災から約3年間、復興に向けて団体、企業、行政などをつなぐ仕事をしてきた鎌田さん。しかし、「足もとの大事なものを見落としているのではないか?」という想いから、仕事を辞めて蓮笑庵の活動~古民家の再生・活用事業~に取り組みはじめます。

 

古民家再生というハードに関わる事業は初めてで、進め方が分からなかったそうですが、多くの方々のサポートを得て形になっていきました。現在は、活用する段階にも入ってきていて、表現活動、フリーマーケット、ごはんを囲んでのコミュニティづくりなどを行っています。

活動に携わってみて、古民家の再生、そして活用には資金と時間がかかり、事業化を見据えた想定をしないと長続きしないことに気づき、少しずつ可視化も進めているそうです。しかし資金づくりのことも含めて課題も多く、自分の心の中のモヤモヤも受け入れながら、前進後退を繰り返しながら進めていきたいとお話ししてくれました。

 

その一方で、鎌田さん個人としては「里山で生きる」ことがテーマになっていて、里山での暮らしを楽しむ中で自分が楽しいと思ったことを「生業」にできないかとか考えているそうです。そして、「でっかい夢」として、「独立村」をつくる~最低限はムラで稼げるようにして、互いに支え合いながらムラで経済を回していく~を挙げてくれました。

 

中国の歴史に由来する「創業守成」という言葉には、「何かをはじめるのは難しいことではないが、続けること、維持することは難しい」という意味があります。今回鎌田さんのお話を聞いて、この言葉が浮かびました。立ち上げたものを続ける難しさや、「続けられるようにするには?」を見通すことの大切さを塾生のみなさんに、伝えてくれたと思います。

 

★NPO法人蓮笑庵くらしの学校

 Facebookページ


■「飛行機が雲を抜けて大空へ」~のイメージ

後半は、塾生のマイプラン発表とフィードバック。

これまで塾生のみなさんは、事前に配付された課題シートを埋めていくことでマイプランを作成してきましたが、今回からは必要な項目さえ入っていればプレゼンの様式は自由に。そうすることで、より自分流の発表にしていくのがねらいなのですが、思ったよりも塾生それぞれの個性が出てきておもしろかったです。

 

さて発表は、今回から最終発表会仕様の7分。これまでより1分増えたのですが、マイプランもだいぶ厚みが出てきたために大事なところ、一番伝えたいところにたどり着く前に時間となってしまう塾生が続出。ペース配分とともに、どこを最も伝えたいポイントを絞り込むことが各自の課題となりそうです。

最後のまとめでは、鎌田さんから「私は疑問があると解消するまで聞いてしまうのですが、そういう疑問から生まれる新しい価値や本質がある。苦痛を伴う作業ではあるが、実際に動くにあたっては大事なことなので、しっかり向き合ってほしい」というコメントをいただきました。

 

塾の回数的には後半戦、しかし実際の日数を数えるとようやく折り返し点を迎えます。ここからは、仮説を立てて実践に移すアクションの期間。そしてアクションを経てマイプランを熟成させていくとともに、多くの人にワンメッセージで何を伝えるかを突き詰めていくことになります。

前回は、混迷の中から光が差し込む感じがしましたが、今回はいよいよ飛行機が雲を抜けて大空へ~そんなイメージを受けました。次回までにどのような飛行を見せたのか、聞くのが楽しみです。


次回は年を越した2017年1月7日(土)、冬もあまり寒くない山元町での5回目です!! お楽しみに〜


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【第3期/第3回レポート】落ち着く場で考え、混迷の中から一筋の光が差し込む

■10/1(土)@スローバブックス(丸森町)

まだ暑さが時おり顔を出しますが、吹く風にはすっかり秋が感じられるようになりました。実りの秋となることを期待しつつ、伊達ルネ塾は中盤戦に入ります。

 

今回の会場・スローバブックスは9月21日にオープンしたばかりの古本屋です。築90年のお宅の一部を活用していて、とってもいい雰囲気。特にこの日は天気もよく、縁側や室内に陽が差し込んでいて、すっかりのんびり気分になりました。某氏の「今日は塾はやめて、昼寝しよう」という誘惑に負けず、3回目のセミナーがスタートです。

 

★「スローバブックス」の情報はこちらからどうぞ!

 

 

さて、今日の主なメニュー。

○ゲストトーク:

 ・佐藤浩昭さん(伊達ルネ塾2期生/スローバブックス

○塾生よりフィールドワークの報告

○塾生マイプランの発表とフィードバック


■軸を持ち続けることの大切さ

今回のテーマは「プランの具体化」。しかし、塾生のみなさんは課題シートの記入に大苦戦していたようで…、それぞれの混迷のどこに光を当てて、かたちにしていくか―このことも、今回の目標となりました。

 

はじめにゲストトーク。今回のゲストは、「スローバブックス」の店長で伊達ルネ塾OBでもある佐藤浩昭さん。塾生時代には「ロバのいる古本屋」のマイプランで最優秀賞を受賞しました。今回は、塾生時代の話やその後、開店に至るまでのお話をしてもらいました。

 

「ロバのいる古本屋」。最初から最後まで、この根本的なテーマが揺るぐことのなかった佐藤さん。しかし、ビジョンが大きくなりすぎたり、周りの部分が形になっていなくて、プランづくりには苦労しました。しかし、自分の想いや考えを人に伝えて、アドバイスを受けることでプランが形になっていきました。中でも、課題で取り組んだインタビューで仙台の古本屋さんに参考になる話をたくさん聞けて、現在もアドバイスを受けているそうです。また塾生時代の様子を知る人からは、「半年で想いを伝える力が数段上がった」というコメントもありました。

 

卒業後、着々と準備を進め、先日ついにオープン。店は販売を行う本棚と閲覧用の本棚に分かれていて、本を読みながらゆっくりと過ごすことができそうです。また、ロバは現在探し中でまだいませんが、代わりに張り子のロバが出迎えてくれます。当分は、週1回の営業とイベントへの出店が主となるとのことですが、機会がありましたらぜひ訪れてほしい場所です。

 

尾野さんからは、「ここには『場の魔力』を感じる」との言葉とともに、「今日の伊達ルネ塾のように、イベントスペースとして使ってもらうことで認知度が上がっていくのではないか」というアドバイスがありました。

揺るぎないテーマのもとで、半年間悩み続けてプランを形づくっていった佐藤さん。その言葉と、つくり出した場を通して、混迷の中にいる塾生のみなさんに、軸を持ち続ける、見失わないことの大切さを伝えてくれました。


■「ガンガン」突っ込みと「ゆったり」傾聴のサンドイッチ

先月行われたフィールドワークの報告をはさんで、後半は、塾生のマイプラン発表とフィードバック。

今回は時間があったことから、1セットを「発表6分+フィードバック15分+コメントシート記入3分=24分」に設定。そして塾生のみなさんは、ガンガン突っ込みモードの「尾野テーブル」とゆったり傾聴モードの「佐藤テーブル」で1回ずつ発表を行いました。

自分のやりたいこととできること、ビジョンやミッションのこと、具体的なプランのこと、さらには次回までの課題である地域づくりの先輩へのリサーチの人選のことまで…。普段より長いフィードバックの時間で、さまざまな点で意見を交わし合いました。

セミナーが始まる前は混迷の中にあった塾生が多かったのですが、この2セットを終えると混迷の中にも一筋の光が見えてきた―そんな感じがしました。

 

最後のまとめでは、尾野さんからは、それぞれのプランの共感度の高さを挙げて「自分自身の取り組みや自分プレゼンを通して自分を知ってもらい、協力者を増やせるようなプランを考えてほしい」。佐藤さんからは「誰のために、何のために、を自分も考えていきたい。みなさんも、頭に描きながらやってほしい」というコメントをいただきました。

4回目までの課題として、地域づくりの先輩へのリサーチも行い、プランをより具体的にすること、厚みを増していくことが次のステップ。聞いた話を、どのようにプランに生かしていくかも楽しみです。


次回は山を下っての角田場所!! 11月5日(土)の開催です!お楽しみに〜


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【第3期】第4回セミナー開催のお知らせ ★一般聴講も募集します!

■折り返し地点を過ぎて…。マイプランの輪郭が少しずつはっきりと。

秋が深まり、芋煮会開催の声も聞こえてきました。伊達ルネ塾の秋は、マイプランの具体化。前回に続いて、プランの輪郭をはっきりさせつつ、具体的なものを盛り込んでいく回となります。「スローバブックス」でのんびり力を蓄えた塾生のみなさんがどのようにプランを深めてくるか、楽しみです。

 

今回も、一般聴講での参加者を大募集します!

地域づくりに興味のある方や「塾生のマイプラン、どんな内容だろう」という方もぜひご参加ください。

第1回セミナー・グループでのプラン発表
第1回セミナー・グループでのプラン発表

■第4回セミナー開催概要

★日 時:2016年11月5日(土)13:30~17:00

★会 場:旧目黒医院(角田市西根地区)

 

★主なプログラム:

 ○ゲストトーク

  ・鎌田千瑛美さん

   (NPO法人蓮笑庵くらしの学校/福島県田村市

 ○マイプランの発表とフィードバック

 ●終了後、交流会を開催します。

  ・時 間:セミナー終了後準備でき次第~20:00ごろ

  ・会 場:未定

  ・参加費:2,000円 ※差し入れ大歓迎です!!

 

★一般聴講の募集について

 ・定 員:若干名(先着順)

 ・参加費:1,000円

 ・お申し込みは、こちらからお願いいたします。

  https://ssl.form-mailer.jp/fms/2c2eb47a469411

 

★会場へのアクセスについて

 ○車でお越しの方

  会場近くの「西根二区公民館」の駐車場に車をお止めください。

  (地図)https://goo.gl/maps/dcqnkG2T7s32

 ○公共交通手段以外に移動手段のない方

  事前に、事務局までお知らせください。

第2回セミナー・ゲストのワタナベさんのお話
第2回セミナー・ゲストのワタナベさんのお話
第3回セミナー・張り子のロバとともに
第3回セミナー・張り子のロバとともに

■トークゲスト紹介

鎌田千瑛美さん

(NPO法人蓮笑庵くらしの学校/福島県田村市)

2011年3月、勤務していた東京のIT企業を退職し、フリーランスとして復興支援に従事。同年11月に福島女子によるコミュニティ団体「peach heart」を立ち上げ、代表となる。
2012年1月にUターンし、2014年6月までふくしま連携復興センターに勤務。2014年から「NPO法人蓮笑庵くらしの学校」での古民家再生プロジェクトに関わるほか、これからの暮らしを考え自らの生きぬく力や自然と共に紡ぐ文化を百姓に習い、丁寧な暮らしを実践中。
○蓮笑庵くらしの学校

 https://www.facebook.com/renshoan/


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【第3期/フィールドワークレポート2】未来に向けて、人と人とのつながりを編み上げる―山元町

■9/25(日)@山元町

今年度の伊達ルネッサンス塾では、塾生により深く地域を知ってもらうため、先人たちの現場を視察するフィールドワークを開催することになりました。

1回目の丸森町耕野地区に引き続き、2回目の舞台は山元町。山元町でのテーマは「新しいコミュニティづくり」。知っていそうで知らなかったさまざまなお話をお聞きすることができました

 

主なメニューはこちらです。
○交流拠点「なわっしょ」と「山元の未来への種まき会議」のお話

○新市街地でのコミュニティづくりのお話と「つばめの杜」まちあるき
○「山元ミガキハウス」の見学
○振り返り

山元ミガキハウスから海側を見る
山元ミガキハウスから海側を見る

■「いつでも集まれる場所ができた、これが大きい」

一行はまず「なわっしょ」に集合し、まずは「山元の未来への種まき会議」事務局の阿部さんにお話をうかがいました。

「なわっしょ」は山元で活動する人にはだいぶ浸透してきて、打合せやイベントなどで活用されており、活動者同士が出会う場にもなっています。特徴としては、夜の利用が多いこと。これまで山元町では夜に集まれる場所は居酒屋くらいしかなかったため、ちゃんと打合せをしたい人たちに重宝されています。現在は種まき会議が管理人を兼ねて利用しているほか、間近に迫った「山元はじまるしぇ」のメンバーが週1回以上の頻度で利用しているそうです。

「山元の未来への種まき会議」は、山元で活動する団体が集まり、互いを知ることを目的に始まりました。3年経って参加する団体や人もだいぶ入れ替わり、また復興のフェーズの変化などもあり、今後の動きを模索しつつ運営にあたっています。

 

続いて、新市街地のまちづくりに関わる菊田さんのお話。

山元町では町内3ヵ所に作られた新住宅地への移転が進んできており、菊田さんはそれぞれの地区で自治会の立ち上げなどコミュニティづくりの支援にあたっています。3ヵ所それぞれの違いがあり、状況を見極めながら取り組んでいるそうです。

新しくできた山下駅近くの「つばめの杜」地区では、今年の夏に夏まつりを開催するなど、新たな動きも生まれてきています。「今年はとりあえず一通りの行事や活動をやってみて、その上で来年度からどのように進めていくか一緒に考えていきたい」と菊田さんは話してくれました。

その後、「つばめの杜」に移動し、夏祭り会場になった中央公園から新しい山下駅にかけて歩きました。この辺りをじっくり歩いたのは初めての参加者が多く、新鮮な感じを受けていたようです。

12/10、常磐線浜吉田駅ー相馬駅間が運行再開
12/10、常磐線浜吉田駅ー相馬駅間が運行再開

■「巻き込み型」でコミュニティをつくる。

お昼は地元の農家さんではらこ飯をいただきました。「これ、本当に1人前?」というくらい大きな入れ物に入ったはらこ飯、とてもおいしかったです。そのあと、腹ごなしに(?)畑を見学したり、栽培しているサツマイモを試しに掘らせていただきました。

 

お次は山側に移動して「山元ミガキハウス」へ。山元町には宿泊施設がないことを課題ととらえたNPO法人GRAが立ち上げ、現在リノベーション中です。完成後は、農業の研修や豊かな食を楽しめる交流の場、そして宿泊施設として活用していく予定になっています。

この日は、リノベーションを担当している「パーリー建築」の方にお話を伺いました。日本各地の空き家に住み着き、地域住民を巻き込みながらリノベーションをして回る「パーリー建築」。空き家の改修を通して低コストで豊かな生活を提案するとともに、その過程に地元の人を含めて多くの人を巻き込んでのコミュニティづくりも意識しているそうです。まだ改修の途上ですが、完成が今から楽しみです。また、自分のマイプランを踏まえて「今度、手伝いに来たい」と申し出る塾生もいました。

「山元ミガキハウス」では、この週末にイベントが開催されます。興味を持った方、お時間ある方はぜひご参加ください。

「山元ミガキハウス」Facebookページ


最後に「Petite Joie(プチット ジョア)」にておいしいケーキをいただきながらの振り返り。

参加者からは「自分の活動の参考になった」「山元で何か始める時の足がかりができた」「何かを始める時には、面白さと大変さの両面がある」などの感想が出されました。また、新市街地については「山元にたびたび来ているけど、これまで知る機会がなかったので今回聞けてよかった」という声が挙がりました。

今回のフィールドワークを通して、山元の未来に向けてたくさんの人がそれぞれの立場で取り組んでいること、そしてその土台となる場所やコミュニティの大事さを知ることができました。



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【第3期/フィールドワークレポート1】不利な環境を乗り越える、技と知恵と視点―丸森町耕野地区

■9/17(土)@丸森町耕野地区

今年度の伊達ルネッサンス塾では、塾生により深く地域を知ってもらうため、先人たちの現場を視察するフィールドワークを開催することになりました。1回目の舞台は丸森町耕野地区。塾生4名+一般参加者4名に参加いただき、山里で力強く地域づくりに取り組むみなさんのお話をお聞きしてきました。

 

主なメニューはこちらです。
○「丸森ザンビアプロジェクト」のお話&実例訪問
○“耕野の迎賓館”ツリーハウスのお話&見学
○振り返り


■「そこにあるもの」でつくる。

まずは耕野まちづくりセンターにて、丸森ザンビアプロジェクトのリーダーである養蜂家の石塚武夫さんから、プロジェクトの概要についてお話をうかがいました。丸森ザンビアプロジェクト(正式名称:丸森町の在来技術を活用した小規模農家の食糧安定利用強化プロジェクト)は、耕野振興会が JICA(独立行政法人国際協力機構)から委託を受け、南部アフリカのザンビアの農村部に技術や知識や経験を紹介するもので、今年度から2019年度まで3年間実施されます。耕野地区ではこれまでにも複数回、ザンビアとの交流事業を行っていて手応えを感じたことから、今回の事業が始まりました。国際的な技術支援というと大学や専門機関が行うものというイメージがあるかもしれませんが、耕野のような農村部の現場で培われた知恵や技術がとても役に立つのだそうです。また、ふだん接することのないアフリカの人と直接交流をし、同じものを食べたり一緒に作業をすることで、見知らぬ外国人から名前を持った「○○さん」へと変わる。それが耕野の人びとにとってとてもいい経験になっているというお話でした。

一通りお話をお聞きした後、芦沢集落にある「がったり」の見学へ。「がったり」とは、ししおどしや水車の仕組みを使って精米や製粉をする木製の道具で、1960年頃までは集落にたくさん見られたそうです。ここのがったりは、10年ほど前に、昔ながらの農村風景を復活させて地域を盛り上げようと、住民のみなさんの手で復元しました。ザンビアではトウモロコシやナッツを製粉して食べるため、女性たちは日々手作業で製粉をしていますが、数年前にこのがったりを見たザンビア人研修生が、ザンビアでも使えるのではないかと考え、現地で実際に制作したそうです。ザンビアで作られることになったのは偶然ですが、がったりを作った当時はニュースなどに取り上げられ、農村の風景に魅かれて移住した人たちも多くいたそう。「『よし作ろう!』と誰かが言い出すと、実際に楽しんで作ってしまう。この言い出しっぺの存在が大事」と石塚さん。芦沢集落は30戸ほどですが、今でも単独で行う盆踊りが維持されていたり、地域力の高い集落だそうです。

続いて、きのこ農家の加藤通明さんのお宅へ。加藤さんは40年前に東京から耕野地区へ移住されました。当時は都会から突然やってきた若者に何ができるのかと疑念を持たれたりもしたそうですが、この地に根付いてきのこ栽培を続けてきました。数年前にザンビアを訪問した際、加藤さんが菌床の殺菌方法について行ったアドバイスにより、きのこの生産量が増えたそうです。石塚さんは「ゼロの状態から自分で全て作り上げてきた加藤さんだから、現地の状況を見た時にすぐにアイディアを出すことができるんだと思う」とおっしゃっていました。


■とにかくやってみる。

お昼は「いなか道の駅 やしまや」さんで栗ぶかし(栗おこわ)を中心に旬の野菜を使ったごはんをいただきました。こんにゃくも手作りだそうです!八島哲郎さんは4代目。もともと雑貨屋とガソリンスタンドを経営していたお店を6年前にリニューアルオープン。「小さな『道の駅』」をコンセプトに、飲食コーナーを設けたり地元の特徴的な商品を扱い、たけのこ掘りなどの体験イベントも行っています。わざわざファイリングした資料まで用意して出迎えてくださいました。

お腹と心が満たされたところで、午後は〝耕野の迎賓館〟ツリーハウスへ。案内をしてくださったのは木津雄一さん。このツリーハウスを建設したのは平成20年。地域を盛り上げるために何をしたらいいか住民で話し合い、建設することにしたそうです。町からの助成金はたったの10万円。自分たちで木を伐って製材し、いろいろなところから材料を集めてきて、まさに「手作り」で作り上げました。のべ100人ほどに参加してもらい、なんと2ヶ月ほどで作り上げたそうです。ここでも、耕野の人たちの行動力とエネルギーを強く感じました。ツリーハウス見学は、ちょうど耕野に滞在中のザンビア人研修生も参加。ザンビアではツリーハウスは無いけれど、動物を寄せ付けないために長い柱を使って高床の建物を作ることがあるなど、興味深いお話も聞くことができました。

最後はお隣の大張地区にあるカフェ「つぶっこ」さんへ。コーヒー、ハーブティーとケーキをいただきながら、オーナーの佐藤真紀さんから、開店にいたるまでのお話をうかがいました。初めは、「リタイア後に自宅でサロンのようなものができたら」と思っている程度だったという真紀さん。いろいろな縁がつながって震災復興のための起業支援を受けることになり、パソコンもほとんど使ったことがない状態から「起業」に漕ぎ着けたそうです。「私は50歳を過ぎてからこうなってます。やってみなくちゃ分からないのだから、みなさんもとにかくやってみて」という言葉にとても説得力がありました。
一息ついた後は、振り返りタイム。とても濃い一日を過ごした参加者のみなさんからは「なぜそれをやっているのか、ライフヒストリーが大事だと感じた」「そこにあるものを使って作る工夫が素晴らしかった」「自分もどんどんチャレンジしていきたい」などの感想や決意が聞かれました。一人一人の技と知恵と視点で、一見不利な環境も乗り越えられる。また、お互いの得意なことを持ち寄って協力し合うことで実現できることがある。耕野のみなさんにそれを教えてもらった一日でした。


フィールドワーク第2弾は9月25日(日)に山元町で開催!! 締め切り間近ですので、お申し込みはお早めに~


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【第3期】9/25(日)フィールドワーク in 山元町 開催のお知らせ ★一般参加も募集します!

■山元町のコミュニティづくりと、交流拠点づくりを見て、聞く一日。

伊達ルネッサンス塾が、塾生により深く地域を知ってもらうために開催するフィールドワーク。2回目の9月25日(日)は山元町が舞台です。

 

約12,000人が暮らす山元町は、東日本大震災後、住民主体の地域づくりに早くから取り組んできました。今回は主に、コミュニティづくり、交流や観光事業に取り組む人びとからお話を伺います。県南でもスタンダードになりつつある(?)、仕事をしながら、都会に住みながら、地域に関わってみる「かけもちの地域づくり」「だらだら起業」を体現する先輩たちや現場から学びます。

 

一般の方の参加も募集しますので、山元町に関心のある方、今回の訪問先に興味を持った方はぜひご参加ください。


■フィールドワーク開催概要

★日  時:2016年9月25日(日)10:00~16:00

★集合場所:交流拠点「なわっしょ」(山元町高瀬字合戦原113-37

  (地図)https://goo.gl/maps/KNq9kEHCFs42

 

☆タイムスケジュール

10:00 交流拠点「なわっしょ」集合

10:05 「なわっしょ」、種まき会議事務局のお話

11:00 新山下駅周辺地区市街地「つばめの森」コミュニティづくりの話

12:00 昼食(地元農家がつくる「はらこめし」)

13:30 「山元ミガキハウス」を見学

15:00 ふりかえり

16:00 解散

 

☆参加費
・一般参加者:3000 円(昼食代を含む)

 

☆お申し込みはこちらからお願いいたします。

 https://ssl.form-mailer.jp/fms/b6486890463848

 ※申し込み締め切り:9月22日(木)

 

★本事業は、「平成28年度 みやぎ地域復興支援助成金」の助成を受けて実施します。

★主催:伊達ルネッサンス塾実行委員会(一般社団法人ふらっとーほく内)


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【第3期】9/17(土)フィールドワーク in 丸森町耕野 開催のお知らせ ★一般参加も募集します!

■耕野地区で聞く、ザンビアとの関わりとツリーハウスのお話。

伊達ルネッサンス塾では、塾生により深く地域を知ってもらうため、先人たちの現場を視察するフィールドワークを開催します。
1回目の9月17日(土)は丸森町の耕野地区が舞台です。

 

丸森町耕野地区は、人口800人程度のいわゆる中山間地域。自然豊かな山里で、他地域から来る人の受け入れや住民主体の地域づくりに早くから取り組んできました。
今回は主に、今年度から始まったアフリカのザンビアに耕野の農業の知恵を紹介するプロジェクトと、住民の手で作り上げ、地域のシンボル的存在になっているツリーハウスについてお話をうかがいます。また最後に、仙台と丸森の2地域居住をしながらお隣の大張地区で自宅を改装してカフェを営んでいる「つぶっこ」さんにおじゃまし、振り返りを行います。

 

一般の方の参加も募集しますので、耕野地区に関心のある方、今回の訪問先に興味を持った方はぜひご参加ください。

新緑の中のツリーハウス(2015.5.31撮影)
新緑の中のツリーハウス(2015.5.31撮影)

■フィールドワーク開催概要

★日  時:2016年9月17日(土)10:00~16:00

★集合場所:耕野まちづくりセンター(丸森町耕野字小屋舘7-4)

  (地図)http://urx2.nu/y7E0

 

☆タイムスケジュール
10:00 耕野まちづくりセンター集合
10:05 「丸森ザンビアプロジェクト」のお話をうかがう
10:45 ザンビアへの技術提供の実例訪問

    がったり(水車)見学/きのこ農家加藤さん訪問
12:00 昼食(「いなか道の駅やしまや」にて”栗おこわランチ”を予定)
13:00 “耕野の迎賓館”ツリーハウス視察 建設時のお話をうかがう
14:30 「カフェつぶっこ」(大張地区)にてコーヒーブレイク&振り返り
16:00 終了

 

☆参加費
・一般参加者:3000 円(昼食およびカフェでの飲食代を含む)

 

☆お申し込みはこちらからお願いいたします。

 https://ssl.form-mailer.jp/fms/6fbb2b3c462665

 ※申し込み締め切り:9月14日(水)

 

☆その他注意事項
・まちづくりセンターから移動する際は、車の台数を減らすため乗り合わせのご協力をお願いします。
・ツリーハウス内部に入る際、多少斜面を上ります。汚れても気にならない服装でお越しください。

 

★本事業は、「平成28年度 みやぎ地域復興支援助成金」の助成を受けて実施します。

★主催:伊達ルネッサンス塾実行委員会(一般社団法人ふらっとーほく内)


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【第3期】第3回セミナー開催のお知らせ ★一般聴講も募集します!

■塾も中盤戦へ。実りの秋に、マイプランの輪郭を描く。

季節は夏から秋へ。暑い夏は自分の原点を掘り下げ、プランの根本であるビジョン・ミッションを探ってきましたが、秋のテーマはマイプランの具体化。プランの輪郭をはっきりさせつつ、具体的なものを盛り込んでいきます。

 

さて3回目のセミナーは、伊達ルネ塾OBのお宅(築90年!!)をお借りして開催します。抜群のロケーションと、マイプランのその後を聞き、感じることを触媒として塾生たちのマイプランが深まる場になればと思います。

 

今回も、一般聴講での参加者を大募集します!

地域づくりに興味のある方や「塾生のマイプラン、どんな内容だろう」という方もぜひご参加ください。

第1回セミナー・グループでのプラン発表
第1回セミナー・グループでのプラン発表
第2回セミナー・説明に聞き入る参加者の皆さん
第2回セミナー・説明に聞き入る参加者の皆さん

■第3回セミナー開催概要

★日 時:2016年10月1日(土)13:30~17:00

★会 場:佐藤家(丸森町耕野)

 

★主なプログラム:

 ○フィールドワークの報告

 ○ゲストトーク

  ・佐藤浩昭さん

   (伊達ルネッサンス塾2期生/スローバブックス

 ○マイプランの発表とフィードバック

 ●終了後、交流会を開催します。

  ・時 間:セミナー終了後準備でき次第~20:00ごろ

  ・会 場:佐藤家(セミナーと同会場)

  ・参加費:2,000円 ※差し入れ大歓迎です!!

 

★一般聴講の募集について

 ・定 員:若干名(先着順)

 ・参加費:1,000円

 ・お申し込みは、こちらからお願いいたします。

  https://ssl.form-mailer.jp/fms/5e06854a461657

 

★会場へのアクセスについて

 ○お車でお越しの方

  13:00「大張物産センターなんでもや」横に集合ください。

  スタッフが会場までご案内します。

  (地図)https://goo.gl/maps/PqZHRBXw4222

 ○公共交通機関以外に移動手段のない方

  事前に、事務局までお知らせください。


■トークゲスト紹介

佐藤浩昭さん

伊達ルネッサンス塾2期生。

自然豊かな丸森町耕野地区、築90年の家で持続可能な生活を模索中。自宅に、食・健康・農・暮らしなどに関する本を中心に扱う古本屋「スローバブックス」を開き、ゆったり、のんびりできるスペースを提供するとともに各所のイベントにも出店している。

塾生時代のマイプランは「ロバのいる古本屋」。近いうちにロバを飼う予定で、プラン実現に向け少しずつ歩を進めている。

佐藤浩昭さん。第2期1回目セミナーにて。
佐藤浩昭さん。第2期1回目セミナーにて。

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【第3期/第2回レポート】古き寺院で、それぞれ理想の未来を探す

■8/20(土)@高蔵寺(角田市)

第1回から3週間、早くも2回目のセミナー。

今回の会場・角田市の高蔵寺は、国の重要文化財を擁するなど長い歴史を有しています。伊達ルネ塾では2年前にも会場としてお借りし、塾生のマイプランが急加速をはじめた地になりました。さて今回はどういう展開が待ち受けているでしょうか。

 

さて、今日の主なメニュー。

○ゲストトーク:

 ・ワタナベケイタさん

 (トリップインテリア代表・「白イチ」主宰/白石市)

○塾生マイプランの発表とフィードバック

国指定の重要文化財・高蔵寺阿弥陀堂
国指定の重要文化財・高蔵寺阿弥陀堂

■「安易なものにしたくない」byワタナベさん

今回は「ビジョン」「ミッション」を主に深めていく回。冒頭に尾野さんからこの2つについて、

・「ビジョン」=目指す世の中像で、不変のもの。

・「ミッション」=「ビジョン」実現のために取り組むこと。状況や進捗具合により変わっていく。

 

という説明がありました。

 

そしてゲストトーク。今回は、白石市からワタナベケイタさんをお迎えしました。家業の傍ら、「トリップインテリア」としての家具づくりや、「白イチ」というイベントを開催しています。

子ども時代の秘密基地づくりが原体験となり、ものづくりの仕事に関わるようになったワタナベさん。白石に戻って、仕事の傍らまず取り組んだのは空いている家を自分の住処とすべく改修することでした。大工さんの手も借りながら、できるところは自分でやったため、完成までに3年半かかりました。そして、その家のお披露目を兼ねて行ったイベントが好評で、その翌年から「白イチ」としてはじまるきっかけとなりました。最近は認知度が上がってきて、地域の方からも「白石でこのようなイベントがあって良かった~」と言われることも多くなってきているそうです。

 

「白イチ」開催にあたっては、自分と感覚や温度感が同じような作家に出店をお願いしていて、一つひとつのものに目を留めてくれるような人に来てほしいと考えているとのこと。また、こだわっている点として、出店にあたっては木製など有機的な材料のもの(棚、台など)を使ってもらうようお願いしているそうです。

これらの根底にあるものとして、「安易なものにしたくない」という言葉がたびたび出てきました。何事も簡単に済ませられる今の時代ですが、「白イチ」にしても家の改修にしても、ただやればよいのではなく、「これは、こうしたい!」という想いやコンセプトをしっかりと持つこと。そして、その実現のために手をかけるべき所はしっかり手をかける、時間を惜しまないことが大事で、だからこそ人を魅了するのだと感じました。

 

トークの最後、尾野さんからの「ビジョンを一言で言うと?」という問いに「自分の良いと思うものが、良いと伝わるような世の中」と答えたワタナベさん。トーク全体を振り返ると、ワタナベさんの取り組みはまさにこのために行っているのだ、とあらためて気づきました。今回のテーマ「ビジョン」と「ミッション」にも直結するトークで、塾生たちにとっても多くの学びがあったと思います。

ゲストのワタナベケイタさん
ゲストのワタナベケイタさん

■「自分プレゼン」が共感を呼ぶ?

後半は、塾生のマイプラン発表とフィードバック。

塾生7人が全員揃ったこともあり、まずは参加者を4グループに分けての発表。今回は、塾生を出身・在住の市町ごとに分けたところ、聴講参加者も知ってか知らずか自分と関係のある市町のグループに入った人が多くいました。前回と同じく6分の発表、6分のフィードバックを2人分行ったあとは休憩のはずでしたが、輪が解けずに話し続けていたところもありました。

 

休憩をはさんで、全体の前での発表。

それぞれの発表のあとの、尾野さんとワタナベさんからのフィードバック、質問やアドバイスを通してプランを深掘りしていきました。2回目とあって、根本的なところに切り込んだ鋭い質問も多くなってきていました。

また、尾野さんからのフィードバックで何度か出てきたのは「自分プレゼン」という言葉。プランの発表なので、「自分がやりたいこと」を話すのは当然ですが、その中にプランに関する自分ならではの要素を盛り込んでいくことで、人としてのおもしろさも伝わり、共感を得やすくなるそうです。

 

最後のまとめでは、ワタナベさんから「日々やっていることの積み重ねが大事」というコメントをいただきました。

また、プランの相談などで塾生に伴走するメンターも発表され、実りの秋に向けて塾生も、塾も走りはじめます。


次回は丸森場所!! 10月1日(土)、耕野地区での開催です!お楽しみに〜


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【第3期/第1回レポート】暑い中、「はじまり」の交差でさらに熱く

■7/30(土)@真庭区民会館(山元町)

いよいよ今年も伊達ルネッサンス塾、スタートです!

第1回の会場は、山元町の真庭区民会館。もともと学校だった建物で、2年前、第1期の第1回セミナーでも会場となった、伊達ルネ塾としても由緒ある地で第3期がはじまります。塾生の皆さん、伊達ルネ塾を応援いただいている皆さん、半年間どうぞよろしくお願いします!

 

さて、今日の主なメニュー。

○「伊達ルネッサンス塾」第3期開講にあたって

○ゲストトーク:

 ・武藤亮平さん(伊達ルネ塾2期生/山元町役場)

 ・山元はじまるしぇ実行委員会

  内藤靖人さん(伊達ルネ塾2期生)、横山純子さん

○塾生マイプランの発表とフィードバック


■軽妙な語り口とはうらはらの、武藤さんの覚悟。

はじめに塾長の尾野さんから、「仙南でも伊達ルネ塾OBがあちこちにいて『若い者が何かしているらしいぞ』というのが知られるようになってきた」「自分がやっていることは、何かを教えるというよりは耳を傾け共感すること。塾生の『こういうことがしたい』『これ、ほっとけない』ということに火をつけつつ、一緒に考えていく半年間にしたい」というお話がありました。

 

そして今回のゲストは、2期生の武藤亮平さん。山元町役場に勤務していますが、仕事の話ではなくマイプランでもあった「山元はじまるしぇ」のお話です。

最初に考えたマイプランが全くダメで、悩んでいた武藤さんの転機は島根県海士町での研修でした。そこで出会った海士町役場の方の話をヒントに、仲間を募って山元のことを一緒に考えようと行動を起こします。

しかしなかなか話が進まずに行き詰まりそうになった時、ついに武藤さんは覚悟を決めて「自分が中心になる!」決意を固めます。そこから「勢い2000%!」で一気に準備が進み、ついに「山元はじまるしぇ」当日。年末にもかかわらず1500人もの人が来場し、とても盛り上がりました。

武藤さんは、自分が中心になって活動してみて「自分ごとになって、小さな成功でもうれしさが違う」ことを学びました。例として、駐車場借用時のエピソードや、のちに出店者同士でつくったコラボ商品のことを挙げてくれました。

 

また今回は「山元はじまるしぇ」実行委員会の内藤さん、横山さんも登場。内藤さんは出店者の立場から「はじめは大丈夫か?と思ったけど、当日たくさん人が来て驚いた」。横山さんは今後を見据え「『はじまるしぇ』をものの売り買いだけでなく、楽しくなるような交流の場にしていきたい」とお話ししてくれました。

 

山元の若者たちのはじめの一歩。一人ひとりは小さい一歩でも、たくさん集まることで大きな一歩、さらに二歩、三歩…になる、そんな光景が思い浮かびました。

ちなみに、次回の「山元はじまるしぇ」は10月9日(日)に開催が決まりました。詳しくはFacebookページをご覧ください!

山元はじまるしぇFacebookページ


■はじめてのマイプラン発表~知らずに、プランが先に進んでいる

後半は、塾生のマイプラン発表とフィードバック。

まず、塾生が2グループに分かれ、それぞれに聴講参加者も入ります。自己紹介と武藤さんのトークの感想を1人1分で共有したあと、塾生が6分間でマイプランを発表しました。今回は、「自分を知る」がメインとなっていて、自分の歴史や好きなこと、やりたいこと、その上でのマイプランという内容でした。はじめてとあって、時間の感覚が難しかったようですが、フィードバックの時間を調節しながら聞く側が塾生の想いをうまく聞き出していました。

 

そのあと、全体の前での発表。

1回目の発表を踏まえ、何をどのように話すかの構成を考えての2回目。どの塾生も1回目と比べるとより分かりやすくなったと思いましたが、塾生からは「話したいことを整理して話せた」「2回目の方が緊張した」など、さまざまな感想が出ました。

尾野さんからは、個々のプランに対してのフィードバックとともに、全体の感想として「初回からビジョンらしきものが書けているのは、これまでの伊達ルネ塾ではなかったし、他の地域でもあまりないこと」と話してくれました。

 

最後のまとめでは、武藤さんから「こっち(山元)では仙台の方がおもしろいと思っている人が多いけど、自分はこっちの方が断然おもしろいと思っている」というコメントがありました。「こっち」を「仙南」に置き換えて、多くの人にそう感じてもらえるように、第3期の伊達ルネ塾も進んでいきたいです。


次回は角田場所!! 8月20日(土)、高蔵寺での開催です!お楽しみに〜


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【第3期】第2回セミナー開催のお知らせ ★一般聴講も募集します!

■角田の歴史を感じながらのセミナー2回目!

昨日開催の1回目セミナー、暑い中でしたがたいへん盛り上がりました!(詳しい報告はのちほど!)

「鉄は熱いうちに打て」ではないですが、その熱気が冷めないうちに第2回セミナーを開催します。会場は、阿弥陀堂・阿弥陀如来坐像という2つの国指定重要文化財を擁する高蔵寺(角田市)。角田の歴史を感じながら、塾生のマイプランを深めていきます。

 

それとともに、地域からのゲストとして、白石市で「白イチ」を主催しているワタナベケイタさんをお迎えし、その取り組みや地域との関わりについてお話ししてもらいます。

 

今回も、一般聴講での参加者を大募集します!

地域づくりに興味のある方や「塾生のマイプラン、どんな内容だろう」「ワタナベさんのお話を聞きたい」という方もぜひご参加ください。

高蔵寺は、第1期でも会場となりました
高蔵寺は、第1期でも会場となりました
第3期・1回目の様子@真庭区民会館
第3期・1回目の様子@真庭区民会館

■第2回セミナー開催概要

★日 時:2016年8月20日(土)13:30~17:00 ※受付13:00~

★会 場:高蔵寺(角田市

     (地図)https://goo.gl/maps/Tk4j3ENi3cB2

 

★主なプログラム:

 ○ゲストトーク

  ・ワタナベケイタさん

   (トリップインテリア代表・「白イチ」主宰/白石市)

 ○マイプランの発表とフィードバック

 ●終了後、交流会を開催します。

  ・時 間:セミナー終了後準備でき次第~20:00ごろ

  ・会 場:高蔵寺(セミナーと同会場)

  ・参加費:1,500~2,000円の間(参加人数により変動します)

       ※差し入れ大歓迎です!!

 

★一般聴講の募集について

 ・定 員:若干名(先着順)

 ・参加費:1,000円

 ・お申し込みは、こちらからお願いいたします。

  https://ssl.form-mailer.jp/fms/6f2edd83454971

 

★会場へのアクセスについて

 ○お車でお越しの方

  会場の駐車場に車をお止めください。

 ○公共交通機関以外に移動手段のない方

  事前に、事務局までお知らせください。

高蔵寺阿弥陀堂(国指定重要文化財)
高蔵寺阿弥陀堂(国指定重要文化財)
境内近くに移築された、旧佐藤家住宅(国指定重要文化財)
境内近くに移築された、旧佐藤家住宅(国指定重要文化財)

■トークゲスト紹介

ワタナベケイタさん

トリップインテリア代表・「白イチ」主宰

白石市で家業の仕事をしながら、以前の経験を活かしてもの作り(家具・雑貨)を行っている。東日本大震災以降、不定期ながら「白イチ」というイベントを主宰し、もの作りの経験を活かし故郷で何が出来るかを試していて、考えを共有できる作り手やお店にも参加頂き、少しずつ地元白石にも浸透してきている。現在は、工場をリノベーション中で、今後はより家具の制作に力を入れたいと考えている。

 

トリップインテリア ブログ

「白イチ」(2015年7月開催)Facebookイベントページ


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