セミナーとしては最後となる第5回。中止となってしまった第2回に訪れる予定だった山元町で、ようやく開催できました。今年度はこれまで丸森、白石、七ヶ宿とずっと内陸部を巡って来ていて、沿岸部へ来るのは今期初。会場は昨年山元町の防災拠点として作られた「ふるさとおもだか館」です。
今回は、新潟県や、遠くは香川県からも聴講に来ていたきました。ありがとうございました!
本編が始まる前、郷土料理「はらこ飯」を食べながら、2期生の武藤さんのお話を聴く時間を設けました。
武藤さんは伊達ルネッサンス塾では「山元はじまるしぇ」のプランを発表。その後実際に開催したマルシェは大盛況でした。
そのマルシェも今年で4回目。今では地域に愛されるお祭りとなっています。
武藤さんからは、塾生だった当時の苦悩、はじまるしぇが始まった経緯や覚悟を決めた瞬間、チームビルディングについてなど、OBとしての生の声をお話いただき
塾生たちは興味津々、聞き入っていました。
武藤さん、お忙しい中、ありがとうございました!
「山元はじまるしぇ」は12/9(日)開催です。
【おまけ】
今回のお話をきっかけに、塾生の出店やスタッフとしての参加も決まったそうです。ぜひ塾生・OBの活躍を覗きに行ってみてくださいね!
今回は、伊達ルネッサンス塾初の試み・オンライントーク。ゲストは、林業の取り組みなどで有名な岡山県西粟倉村から、井筒耕平さん(株式会社sonraku
代表取締役)。木質バイオマスを使ったエネルギー事業や、ゲストハウスの経営、コンサルタントなどをされています。
もともと環境についての研究をしていた井筒さんは、プランを提案してもなかなか実現されない現状に対するフラストレーションから、地域おこし協力隊を経て起業。プレイヤーとして活動することを決意されます。
考えても考えても実感値を得られなかった研究の世界から、もろに現実と向き合うビジネスの世界への転換は苦労も多いが、とても楽しいと話す井筒さん。
現在は、『経営6:地域コーディネーター3:研究1』の視点で地域と接しているそうです。
地域のことだけ、ビジネスのことだけと区切るのではなく、さまざまな視点を組みわせることで、バランスよく付き合える。
じぶんー仕事ー社会
の繋げ方を井筒さんの言葉で語っていただきました。
今回は、これまでの回と違い、事務局から発表のテンプレートは渡さずに、これまで考えたことや体験したこと、聞いたことをもとに一から自分の思いを描いていきました。
資料は使わず淡々と思いを話す人、凝った資料で笑いを誘う人…。それぞれの表現を持ち寄りました。
一人ひとりのキャラクターが見え始めてきました。
セミナー終了後は、山元のディープスポット「ニッパチ」へ移動し交流会を開催しました。美味しいホルモンを食べながら、セミナーでは話せない深い話も。
この仲間と走るもの残りわずか!
発表会までにどんな風に仕上がるのか、今からドキドキです!
そして次回は、第5期マイプラン発表会!
ぜひ多くの方に塾生のプランをお聞きいただきたいと思いますので、ぜひいらしてください!
【概要】
○日 時:2019年1月19日(土)13:00~17:30
※終了後、交流会あり
○会 場:不動尊クラインガルテン クラブハウス(丸森町)
○ゲスト:渡辺一馬さん(一般社団法人ワカツク代表理事)
ほか数名
○お申し込みはこちらからどうぞ → ★☆★
その他詳細は、決まり次第お知らせしますので、少々お待ちください。
今期の伊達ルネッサンス塾は、しばらく山の方面を進んできましたが、一気に海沿いへと移動。第5回セミナーは、宮城の海沿い最南端・山元町坂元地区で開催です。今回のテーマは「自分だけのマイプランへ」。例年、これまでの流れからがらりと変わったマイプランがでてきたり、発表&フィードバックの応酬の中で大きな気づきがあったり…。ラスト前のはずなのに、まだまだマイプランは成長・変容し続けます。
そんな様子を目の当たりにできる、そんな見どころいっぱいの第5回セミナー、今回も一般聴講を大募集します。塾生が「自分だけ」のマイプランをつかむ瞬間を見届けませんか。
★日 時:2018年11月17日(土)13:30~17:30
★会 場:山元町防災拠点・坂元地域交流センター(ふるさとおもだか館)
(地図・詳しくは)http://www.town.yamamoto.miyagi.jp/soshiki/20/8101.html
★主なプログラム(予定):
○はじめに
○塾生マイプランの発表とフィードバック
○ゲストトーク
・井筒耕平さん(株式会社sonraku 代表取締役)
https://www.sonraku.ninja/
※インターネット会議システムを介してお話を伺います
○まとめ
●終了後、交流会を行います
・会場:検討中
★一般聴講者参加費:
・セミナー:一般1,000円、学生500円、高校生以下無料
・交流会:検討中
★一般聴講のお申し込みは、こちらからお願いします。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/48857122542015
※お預かりした個人情報は、本イベントに関する諸連絡や伊達ルネッサンス塾が開催する各種講座・イベントのご案内にのみ使用させていただきます。
★助成:
宮城県「平成30年度みやぎ地域復興支援助成金」
社会福祉法人宮城県共同募金会「みやぎチャレンジプロジェクト」
★お問い合わせは、webページ上部右側の「お問い合わせ」からお願いいたします。
「地域」と一言で表したとき、いったいそこには何が含まれているのでしょうか。
地域とは、その土地の名前ではありません。
そこには、自然、風土、歴史、文化など、長い時をかけて構成されてきたそこだけの空気や環境があり、そのなかで人が集合体となって暮らしを営んでいます。
インターネットのおかげで私たちはいくらでも「事例」を情報として得ることができます。
しかし、文字列の中からは受け取ることのできないその土地の空気の中に身を置いて、そこで暮らす方々のお話を伺うと、リアルで、触り心地のある学びを感じ取ることができます。
そんな思いで私たちは毎年、伊達ルネッサンス塾の期間中に、実際に現場に足を運びながら学ばせていただくフィールドワークを実施しています。
今年のフィールドワーク先は丸森町です。
地域おこし、地域性に根ざしたなりわい、エネルギー、コミュニティあたりのテーマに興味のある方は、きっと得ていただけるものがあると思います。
塾生、OBだけでなく、一般の方の参加も募集しています。
ご都合のつく方は、ぜひご参加ください。
★日 時:11月3日(土)9:00-17:00
★集合場所:丸森駅前
★日程(予定)
・9:00 丸森駅駐車場集合
ー耕野地区
ースローバブックス
佐藤浩昭さん(OB)
・12:30 昼食(まんま亭 楽)
ー中心部散策
ーふでいち
地域おこし協力隊 小笠原有美香さん(OB)
ヒナタコウボウ 金上孝さん
ー筆甫地区現場視察
・17:00 解散
★オプション
フィールドワーク終了後、交流会を行います。(参加費1,000〜2,000円前後)
ゆるやかなホームパーティになりますが、こちらもぜひご参加ください◎
★参加費
・塾生/OB:無料
・一般:500円
※別途昼食代1,500円実費徴収
●申し込み ※締め切り:11/1(木)
下記内容を記載のうえメールにてお申し込みください。
>>お名前
>>電話番号
>>お住まいの地域
>>参加動機
>>交流会の参加可否
MAIL:daterune@gmail.com
※お預かりした個人情報は、本イベントに関する諸連絡や伊達ルネッサンス塾が開催する各種講座・イベントのご案内にのみ使用させていただきます。
★お問い合わせは、webページ上部右側の「お問い合わせ」からお願いいたします。
伊達ルネッサンス塾も第4回に入り、はや折り返しです。第1・2回(2回目はフォローアップ会)の丸森、第3回の白石を経て、ついに七ヶ宿へ。七ヶ宿では、第2期以来3年ぶりの開催です。
事務局スタッフと塾生の有志でそばを食べた後、会場へ。今回の会場は湯原地区の地域づくり拠点であり、「くらけんCafe」も入っている「七ヶ宿くらし研究所」。古民家を活用した建物には囲炉裏があったり、木の床には床暖房があったり(ほんわか暖かったです)、今回もいい雰囲気でした。そんな場所に、塾生3組4名をはじめ12名が集いました。
今回のゲストは、Next Commons Lab南三陸/南三陸町地域おこし協力隊の佐藤和幸さん。福島県新地町の出身で、地元で就職したあと、これまでに名取、栗原などでさまざまな新規事業の立ち上げ、運営に関わってきました。
特に栗原では、オフグリット住宅や温泉施設、障がいのある方の就労支援などの事業に取り組みました。「社長が次々と出してくる『やりたいこと』をかたちにしていく中で、自分のやりたいことも組み込んでいっていた」と話してくれました。
現在は南三陸町を拠点に「あらゆる資源が循環する社会」を目指してさまざまなプロジェクトに取り組む「Next Commons Lab南三陸」にて、これまでの経験も生かし、プロジェクトメンバー(地域おこし協力隊)のマネジメントを担当しています。南三陸町は海に目が行きがちですが、実は山の資源も豊富で、これらも生かした事業立ち上げに取り組んでいます。
最後に塾生に向けて、「想いを行動に移すにあたって、自分の登る『山』を決めること、また一人で登るのがつらい時は、仲間とともに登っていくとよい」と話してくれました。
後半は、塾生マイプランの発表とロードマップの作成。
これまでも課題シートの中にプラン実行に向けたスケジュール表があり、作ってもらっていましたが、ロードマップは初の取り組み。一人1枚模造紙を渡し、プランに関連することはもちろん、それ以外の人生の関することやターニングポイントなども入れ込んでいきました。時間が少々不足だったので完成までは行きませんでしたが、最後にできたところまで発表してもらいました。
セミナー終了後には、白石寄りにある「こ・らっしぇ」に移動し、交流会。七ヶ宿の食材を生かしたメニューもあり、さらに話に花が咲きました。
★七ヶ宿まちづくり(「こ・らっしぇ」を運営)
伊達ルネッサンス塾、5年目のスタート。
第5期の塾生は5組。今期は初めてチームでの参加があり、このような表記になっています。半年間、どうぞよろしくお願いいたします!
第1回は、6/30(土)に開催。塾生2組3名と、OB・関係者を合わせて計13名が参加しました。
会場は、丸森町耕野地区で2期生佐藤さんの運営する古本屋「スローバブックス」。ロバの「ジャム」さんも元気でした!
ゲストは、4期生で「コミュニティナース温(ハル)」の永谷由美さん。前半は、昨年度の第1回セミナーで永谷さん自身が取り組んだ「人生グラフ」をもとにした自己紹介とこれまでお仕事のお話。そして後半は塾生時代に考えて、現在実践中のマイプランについて~コミュニティナースとは何か、永谷さんの取り組みや目指すところ~をお話しいただきました。
そのあと、「人生グラフ」と、ワークシートを用いての自分を見つめ直すワークを行い、最後に塾生の自己紹介を含めて発表をして、セミナーは終了となりました。
今回行ったワークをもとに、第2回から少しずつマイプランを考えていくことになります。
第2回は、7/28(土)に開催の予定でしたが、大半の塾生の都合が合わず、急きょ中止に。尾野塾長も来ていたことから、夜に交流会のみ行いました。
塾生1組2名(ご夫婦です)とそのお子さん、OB1名と事務局メンバー、そして尾野塾長とで、こじんまりとした中にもいろんな話が飛び交い、有意義な時間となりました。
そして、その代替えとして8/11(土・祝)に天然藍染伽藍(丸森町)にて塾生フォローアップ会を実施。塾生3組3名と事務局メンバーが参加し、第2回の課題の発表とフィードバックを行いました。
実質、自分の取り組みたいことを発表するのは初めてで、どんなものが出てくるか楽しみでしたが、期待にたがわず磨くとおもしろいことになりそうなプランが出てきました。今回は特に「ビジョン」「ミッション」を考えるのが中心で、取り組みについて見つつもその2点をどう深めていこうかという話になっていました。
終了後、近所の「天水舎」でランチ交流会も行い、あれこれ話す中で互いのことが分かってきた感じもしました。
そして第3回は5年目にして白石初見参!塾生3組3名と、一般聴講、スタッフ合わせて8名が壽丸屋敷に集いました。
今回のゲストは、前回からスライドして満を持しての尾野塾長。実は前日、翌日と合わせて宮城行脚だそうで、翌日の講座に備えての新しいプレゼンが初公開となりました。尾野さん自身の起業の話から始まり、島根への移転、そして障がい者雇用という話の流れはあまり変わりませんが、今回は各地の事例を多くお話しいただき、塾生にとってもプランづくりや動きだしのきっかけなど参考になったことが多くあったように思えました。そして今回の名言「これからは、ビールで稼ぐ」。この言葉の意味するところを知りたい方は、ぜひ今後の塾にご参加ください。
トークのあとは、休憩を兼ねて近所の「白石市移住交流サポートセンター 109-one(トークワン)」へ。名前の通り、移住定住に関する拠点として今年開設されました。なかなかいいところで、今度白石に行く機会があったら、ぜひ使ってみたいと思いました。ちなみに、ここの運営メンバーの一人は、今年の塾生です。
後半は、塾生マイプランの発表&フィードバック。
参加の塾生が3組ということで、時間をかけてじっくりと行うことができました。尾野さんが今期初登場ということもあり、まず塾生がどんな人で、どんなプランを考えているか、それに基づいてのフィードバックや、次回の課題となるインタビューでどんな人に話を聞けばよいかなどのアドバイスもありました。
こうして、はや前半戦の3回は終了し、マイプランを深めていく後半戦に入っていきます。
プランがどのように変容していくか、楽しみです。
6月の終わりに始まった伊達ルネッサンス塾も、はや折り返し、第4回セミナーを迎えます。
着々と山の方を進んできましたが、ついに3年ぶりの七ヶ宿開催。今回のテーマ「アクションを起こそう」と合わせて、どんな景色が見えてくるでしょうか。
今回も、一般聴講を募集します。秋の一日、一緒に七ヶ宿街道を進みませんか。
★日 時:2018年9月29日(土)13:30~17:30
★会 場:くらけんCafé(七ヶ宿暮らし研究所内)
(地図)https://goo.gl/maps/fqSGQEKxcZw
(詳しくは)http://shichikashuku-miyagi.co.jp/kuraken-cafe/
★主なプログラム(予定):
○オープニング
○ゲストトーク
・佐藤和幸さん(Next Commons Lab南三陸/南三陸町地域おこし協力隊)
○塾生マイプランの発表とフィードバック
○まとめ
●終了後、交流会を行います
・会場:七ヶ宿町内で検討中
★一般聴講者参加費:
・セミナー:一般1,000円、学生500円、高校生以下無料
・交流会:検討中
★一般聴講のお申し込みは、こちらからお願いします。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/48857122542015
※お預かりした個人情報は、本イベントに関する諸連絡や伊達ルネッサンス塾が開催する各種講座・イベントのご案内にのみ使用させていただきます。
★お問い合わせは、webページ上部右側の「お問い合わせ」からお願いいたします。
第5期の開幕に先んじて、5月に続いてプレセミナーを開催します。
すでに入塾を考えている方、どうしようか迷っている方はもちろん、自分の住む地域で「何かはじめたい」と思っていて一歩を踏み出したいと思っている方、伊達ルネッサンス塾のことがちょっとでも気になる方などなど、お待ちしています!
プレセミナーに参加したら必ず塾生にならないといけないということはありませんので、気楽に参加してください。
★日 時:2018年6月9日(土)18:30~20:30
★会 場:コワーキングスペース Gomboppa
(住所)角田市角田字泉町66(阿武隈急行角田駅から徒歩3分)
★主なプログラム(予定):
○伊達ルネッサンス塾の説明
○ゲストトーク
○参加者同士のフリートーク、質疑応答
★ゲスト
・結城翔太さん(伊達ルネッサンス塾4期生/結城果樹園)
★参加費:無料
★お申し込みは、こちらからお願いします。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/6d0566af569321
※お預かりした個人情報は、本セミナーに関する
★お問い合わせは、webページ上部右側の「お問い合わせ」からお願いいたします。
結城翔太さん
伊達ルネッサンス塾 4期生
結城果樹園
亘理町生まれ。結城果樹園の3代目。マイプラン発表会では、「地産地消から地産継承」というテーマで、生産者と消費者がダイレクトにつながれるような果樹園をフィールドにしたコミュニティづくりについての発表を行った。
新年度も明け、いかがお過ごしでしょうか?
伊達ルネッサンス塾は第5期の準備を進めつつ、4月13日(金)に
仙台でイベント『風の人が運んだ「地域づくり実践塾」という種〜私たちが描く、地域との新しいかかわり方〜』を県内の地域づくり実践塾合同で開催しました。当日は登壇者・スタッフ含め33名の方々にご参加いただき、各地の塾について知ってもらうことができました。ありがとうございました!
さて、第5期も、いよいよプレセミナー開催の運びとなりました。
すでに入塾を考えている方はもちろん、自分の住む地域で「何かはじめたい」と思っていて一歩を踏み出したいと思っている方、伊達ルネッサンス塾のことがちょっとでも気になる方などなど、お待ちしています!
また、プレセミナーに参加したら必ず塾生にならないといけないということはありませんので、気楽に参加してください。
★日 時:2018年5月17日(木)19:00~21:00
★会 場:山元町防災拠点・山下地域交流センター
(つばめの杜ひだまりホール)
(住所)山元町つばめの杜1-8(JR山下駅前)
(地図)https://goo.gl/maps/pX2FnpthxtN2
★主なプログラム(予定):
○伊達ルネッサンス塾の説明
○ゲストトーク
○ワークショップ、質疑応答など
★ゲスト
・尾野寛明さん(伊達ルネッサンス塾 塾長)
・永谷由美さん(伊達ルネッサンス塾 4期生)
★参加費:無料
★お申し込みは、こちらからお願いします。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/6d0566af569321
※お預かりした個人情報は、本セミナーに関する
★お問い合わせは、webページ上部右側の「お問い合わせ」からお願いいたします。
尾野寛明さん
伊達ルネッサンス塾 塾長
有限会社エコカレッジ 代表取締役
1982年生まれ。学生時代の2001年に東京都文京区でネット古書店を起業し、2006年に本社をまるごと島根県に移転。その後、障がい者の雇用にも取り組みはじめ、2014年には障がい者雇用部門を分社化。過疎地としては珍しい就労継続支援A型事業所として認可され、高齢化で担い手不足に悩む過疎地のあらゆる地域資源を障がい者の仕事にする試みを進めている。
そのかたわら、全国各地で「地域づくり実践塾」に参画し、子育てママや普通のサラリーマンでも空き時間に気軽に無理なく地域づくりに携われるしくみづくりを行っている。
伊達ルネッサンス塾においては立ち上げから参画し、第1期より塾長を務める。
永谷由美さん
伊達ルネッサンス塾 4期生
コミュニティナース温(ハル)
山元町生まれ。保健師として、これまでさまざまな保健や福祉の現場に関わってきた。その中で、仕事と地域づくり、自分のできることの関係を考えるようになり、「コミュニティナース」の講座に参加。現在は保健師の仕事をしつつ、空いている時間には「コミュニティナース温」として、地域のイベントで「みんなの保健室」を開き、ホッとできる場、健康に関心を持ってもらう場を提供している。
「地域づくりの伝道師」「風の
これを記念して、県内各地の実践塾のこれまでと2018
この取り組みに関心のある方、地域で何か動き出したいと考えている方、自分の居住地や出身地の塾に入りたい方、ぜひご参加ください。お待ちしています!
★日 時:2018年4月13日(金)19:00~21
★会 場:コワーキングスペースcocolin
(住所)宮城県仙台市若林区清水小路6-1
東日本不動産仙台ファーストビル 1F
(地図)https://goo.gl/maps/
★参加費:無料
★主 催:みやぎ地域づくり実践塾ネットワーク(仮称)
★主なプログラム(予定):
・尾野寛明さんのトーク
・県内各地のこれまでの取り組みや今年度の予定の紹介
・参加者同士の交流・実践塾の個別説明タイム
☆参加予定の地域づくり実践塾
・県南エリア「伊達ルネッサンス塾」(2014~)
・気仙沼市「ぬま大学」(2015~)
・多賀城市「TAGAJO Future Labo」(2015~)
・川崎町(名称未定、2018~)
☆こんな方はぜひご参加ください!
・何かしたいと思っているけど、何からはじめたらよいか
・取り組みたいことはあるけど、一歩目を踏み出せない方
・自分の居住地や出身地に何らかの形で関わりたいと考え
・県内各地の取り組みに関心のある方
・尾野さんのお話を聞きたい方
★お申し込みは、こちらからお願いします。
https://
※お預かりした個人情報は、本イベントに関する諸連絡に
★お問い合わせは、webページ上部右側の「お問い合わせ」からお願いいたします。
尾野寛明さん
有限会社エコカレッジ 代表取締役
1982年生まれ。学生時代の2001年に東京都文京区
そのかたわら、全国各地で「地域づくり実践塾」に参画し
宮城県内の各実践塾においては、以下のような形で関わっ
・伊達ルネッサンス塾 塾長
・ぬま大学 メイン講師
・TAGAJO Future Labo スタートアップ講座 講師
・川崎町の実践塾においても塾長に就任予定
6月4日(日)のプレセミナーで開幕した第4期も、プログラムの最後となるマイプラン発表会までやってきました。1月下旬には近年にない大雪が降り、開催できるのか?と悩みましたが、この日は好天。やはり、天気には恵まれています。
会場は昨年秋にオープンしたばかりの「山元町防災拠点・山下地域交流センター(通称:つばめの杜ひだまりホール)」。新しい施設で、塾生たちが参加者の皆さんとともにどんな新しい風を吹かせてくれるか楽しみです。この日は塾生・一般聴講者・OB・スタッフなどを総勢59名が参加。県南の方から県内各地、さらには県外からもご参加いただき、まことにありがたい限りです。
さて、今日の主なメニュー。
○オープニング
○塾生マイプランの発表
★審査員
・松島宏佑さん(Re-member.blue:Creator)
・阿部結悟さん
(一般社団法人ふらっとーほく 代表理事)
・細田幸恵さん
(SROIネットワークジャパン マネジャー)
・尾野寛明さん(伊達ルネッサンス塾 塾長)
○リフレクション(参加者同士の感想共有など)
○ゲストセミナー
・松島宏佑さん(Re-member.blue:Creator)
○各賞発表・表彰・講評
○エンディング
○交流会
はじめに諸説明や第4期のこれまでを振り返ったのち、さっそく塾生マイプランの発表に入りました。各塾生のマイプランのタイトルと概要は以下の通りです。
○永谷由美さん
「幸せ妄想株式会社 コミュニティナース温(ハル)」
住民の皆さん、そして自分自身の「毎日が楽しい!」をつくり出す妄想コミュニティナース活動のお話。
○氏家優希さん
「自分らしくいるために 何でも話せる語り場づくり」
大学4年生の今まで感じていた悩みをマイプランに取り入れて考えた「自分らしくいられる場所」。
○小野広志さん
「べしゃりが苦手な地域コミュニティ職員が語る
わりとどうでもいい話」
「地域でできること×自分がやりたいこと」の交わる点を探し続けて見つけたひとつの到達点。
○大槻久美子さん
「ふるさとへの想いの変化と自己肯定感の気づき」
好きだったふるさとへの想いの回帰。そこから見えてきたふるさとのよさと自分についての気づき。
○岩佐博紀さん「心を生かす」
これまで感じてきた山元町の好きな部分とその裏側。その経験から考え出された「仮想」町の試み。
○結城翔太さん「地産地消から、地産継承へ」
農家と消費者がつながることで新たな価値が生まれるのではないか。そのための場づくり、交流。
ちょっと裏話めいた話になります。発表会当日の午前中に尾野塾長も交えて発表のリハーサルをしましたが、聞いていてせっかくここまで来たのだからもう一段階上がってほしいと思いました。その後、アドバイスをもとに塾生の皆さんはスライド順を変えたり話す内容を再確認したりしていました。また、塾生同士でも励まし合う姿が見られました。
そして発表会本番。これまでで最高の発表を見せてくれました。これも、半年間自分や地域と向き合い、いろんなことを考えてきた蓄積がこの土壇場で生きたのかな、と感じました。
塾生の発表終了後は、投票の時間。参加者が最も印象に残ったり、応援したいと考えたマイプランをひとつ選びました。
今回も、ゲストの皆さんと尾野塾長が審査に入っている間にリフレクションの時間を持ちました。4人ずつの小グループごとに、塾生の発表を聞いての感想や、「自分の住んでいる地域、こうだといいな」「そのために、自分はこれがしたい、これができる」という想いを共有しました。あまり時間が取れなかったのが申しわけなく感じるくらい、グループごとにいろんな話がなされていました。さらに話し足りなかった分は、休憩時間にも引き続きあれこれ話している皆さんも多くいました。
後半は、審査にもあたっていただいた松島宏佑さん(Re-member.blue:Creator)によるゲストトークです。
最初に塾生マイプランの発表を聞いて全体的に感じたことからトークはスタート。「生きづらさ」「コンプレックス」がマイプランの根底、きっかけになっていることが多いという印象を受けたこと。そしてそこから、「自分らしさ」を押し出しながらマイプランという形ができていったのではないか、と話してくれました。
東日本大震災の直後に「ふらっとーほく」(のちに一般社団法人化)を立ち上げた松島さん。まずやったのは、ボランティアに来たいけど泊まる場所がなくて困っている県外の人と風評被害に悩む温泉街をつないだこと。温泉に泊まってもらい、そこからボランティアに通ってもらうシステムをつくりました。今回の聴講参加の方にもこのシステムを活用して宮城で活動していた方がいて、「これがなかったら、きっと自分は今日ここにいない」と話していました。
その後、復興の段階の変化とともに活動も変わってきて、「チャレンジする人を増やしたい」「次の一歩を踏み出す何かがほしい」と思うようになり、それが「まちフェス~伊達ルネッサンス」「わたりグリーンベルトプロジェクト」そして「伊達ルネッサンス塾」につながっていきました。
ちなみに、「伊達ルネッサンス」の「ルネッサンス」はフランス語で「再生する・生まれ直す」という意味。ただ元に戻すのではなく、前よりもよりよいものになるように新たにつくっていこう、という意味も込めたそうです。
後半は、主に松島さんの経験や考えてきたことから、いくつかお話がありました。そのひとつが、「振り子」のお話。
自分の内面への関わりと、他者との関わり(仕事はこちらのことが多い)。何となく、どちらかに偏りがちになるイメージがあります。これを振り子に例えて、どちらかに半端に振れると結局両方とも中途半端になってしまう。なので、どちらにでもいいので思い切り振り切ることで必ずもう一方にも大きく振れていく。つまり、どちらかで力を入れたことがもう片方にも波及して、より成長につながる、と松島さんは話してくれました。
松島さん自身も、最近急に「小説を書きたい」と思いはじめ、どうなるか分からないながらも書き進めているそうです。これがどう振れていくか、次にお会いした時にぜひ聞いてみたいと思いました。
松島さんからは、特に東日本大震災後の県南地域での取り組みを振り返ってもらうとともに、ご自身が考えてきたことについてもお話しいただきました。これを今後の県南地域を担っていく私たちがどう生かしていくか、ちょっとした宿題をもらった気分になりました。
そしていよいよ、審査結果の発表と表彰です。
まず、参加者の投票による「共感賞」は、結城翔太さん。
そして注目の「最優秀賞」は、永谷由美さん。
がそれぞれ選出されました。
そのあと、塾生を代表して小野広志さんに修了証が贈られ、4期生6名の修了も合わせて発表されました。
最後に、全体のまとめとして尾野塾長から一言いただきました。
○「すきはすきのもと」おっと、「隙は好きのもと」
自分だけでパーフェクトにやろうとするのではなく、隙をつくって他の人が入り込める余地をつくっておく。そうすると、関わってもらいやすくなる。「関わりしろ」これ重要。
○これからは「課題設定能力」
出された課題を解決する力でなく、「何が課題か」を見つける力が大事になってくる。また、関連して「手段の目的化」、やること自体が目的になってしまっている例もあるが、これが地域をむしばんでいく。「何でこれをやるのか?」をおさえながら活動してほしい。
というわけで、第4期、一切の終了です!
塾生の皆さん、半年以上もの長い間、おつかれさまでした!
伊達ルネッサンス塾での経験や得たことは、必ずどこかで生きてきますので、ぜひ心の隅っこにでも置いておいてください。
そして、
ゲストを引き受けていただいたり、会場を提供していただいた皆さん、一般聴講でご参加いただいた皆さん、その他陰に日なたに伊達ルネッサンス塾第4期にご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。皆さんのおかげで、第4期、無事に終了いたしました。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
皆さん、またお会いできるまで、しばしお待ちください。
また、新たなチャレンジャーの皆さんも、力を蓄えてお待ちください。
伊達ルネッサンス塾第4期も5回目まで終わり、残すは6回目のマイプラン発表会のみとなりました。塾生のみなさんが半年間かけて練り上げてきた想いや考え、やりたいことを「マイプラン」として発表します。それとともに、ご参加いただいた皆さんも一緒に、これからの県南エリアについて考える機会にしたいと思います。
今回はゲストに、伊達ルネッサンス塾を立ち上げた「一般社団法人ふらっとーほく」の当時のメンバーだった松島宏佑さん(前代表理事)、阿部結悟さん(現代表理事)、そして細田幸恵さん(元スタッフ)をお招きします。東日本大震災からこれまでの県南沿岸部の活動を振り返る機会にもなるのではないかと思います。
多くの皆さんのご参加、お待ちしています!
★日 時:2018年2月3日(土)13:00~17:30
※終了後、交流会あり(~20:00ごろ)
★会 場:山元町防災拠点・山下地域交流センター
(つばめの杜ひだまりホール)
(住所)山元町つばめの杜1-8(JR山下駅前)
(地図)https://goo.gl/maps/pX2FnpthxtN2
★主なプログラム:
○オープニング
○塾生マイプランの発表
○ゲストセミナー
○講評・審査結果発表・表彰
○まとめ
●終了後、交流会を行います。
★ゲスト
・松島宏佑さん(一般社団法人ふらっとーほく 前代表理事)
・阿部結悟さん(一般社団法人ふらっとーほく 代表理事)
・細田幸恵さん(一般社団法人ふらっとーほく 元スタッフ)
★一般聴講参加費:1500円(高校生以下無料)
★交流会参加費:2000円(差し入れ大歓迎!)
★一般聴講の方のお申し込みは、こちらからお願いします。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/444dd44c546341
※お預かりした個人情報は、本セミナーに関する
★お問い合わせは、webページ上部右側の「お問い合わせ」からお願いいたします。
松島宏佑さん
Re-member.blue:Creator
株式会社 biotope:system designer
NPO法人わたりグリーンベルトプロジェクト:副代表理事
宮城県白石市出身。大学卒業後、島根県にある離島の町・海士町に移住して現地のベンチャー企業・株式会社巡の環にて企業向け教育関連事業に従事。東日本大震災を機に宮城県へ戻り、被災地域のコミュニティ支援や人材育成事業を行う一般社団法人ふらっとーほくを設立し、4年間の活動を経て代表を退任。その後、宮城と東京の二地点居住をしながらエコシステムデザインファームBOLBOPで3年間活動。
現在は、表の顔としては戦略デザインファーム biotope で企業向けのビジョンメイキング等の業務を行いながら、裏の顔として、地球の美しさをひとりでも多くの人に届けることをミッションに掲げるユニットチーム Re-member.blue にて Creator として活動中。ライフテーマは「いのち」。「すべての命が、人が、生き物が、地球が、命を感じあう世界」を届けていきます。
阿部結悟さん
一般社団法人ふらっとーほく 代表理事
山元の未来への種まき会議 副代表
平成元年、山元町生まれ。東日本大震災をきっかけにUターンし、宮城県南部で人材育成事業、コミュニティ支援事業、計画づくり・調査事業を行う。地域資源を活用した体験プログラムやアートプロジェクトを通じ、地域内外の交流機会を創出する「オンパク」事業や、地域課題の解決に取り組むためのプランを作成する「伊達ルネッサンス塾」を立ち上げ、地域内外の学生・社会人2000人以上のネットワークづくりをサポートしてきた。また、企業と地域の対話と学習の場のコーディネート(「サントリー亘理五感塾」など)を行う。
2012年「日経ビジネスが選ぶ、平成生まれの30人」に選出。
細田幸恵さん
大学卒業後、1年間商社に勤めたのち、2012年に宮城県亘理町にETIC.の右腕として移住し東日本大震災の復興事業に従事。住民主体による復興をめざした一般社団法人ふらっとーほくで、震災で失われた松林を再生する事業に3年半携わる。プロジェクト・マネジメント、ファンドレイジング、ボランティア・マネジメント、自治体との調整等の業務を担当。 その後2015年9月に、英国のロンドンスクール・オブ・エコノミクス (LSE)にて公共経営修士に進学。計量経済学を主軸とした政策評価手法を学ぶ。修士論文では日本の地域政策の効果を定量的・定性的に分析し評価モデルの必要性を研究した。留学中は、ロンドンのNestaやUnLtd財団、インドのTata Chemicalsでのインターンに参画し専門性を磨く。
2017年12月に帰国後は、社会的インパクト測定や事業評価を行うSROIネットワークジャパンに従事。一方でAsian Venture Philanthropy Network (AVPN)の日本事務局も務める。アジア各国の社会課題解決に向けた取り組みを加速させるため、ノウハウや事例の共有、情報交換プラットフォームの活用、人・資金のマッチングなどを行っている。
師走に入り、それぞれが年末に向けて忙しくなる中、伊達ルネッサンス塾は終盤5回目です。
今回の会場・山元町の普門寺は、比較的海に近い地にあり、東日本大震災に際しては津波による被害を受けました。塾のはじめに、住職の坂野さんから震災時のことやその後のさまざまな取り組み、今後は山元で活動している団体をつないで一緒に取り組めるような拠点にもしていきたいというお話をいただきました。
今回のテーマは「自分だけのマイプランへ」。もしかしたら、考えているプランは他の地域でも誰かが考えたり、実践しているかもしれません。しかし、「どこで」「誰が」「なぜ」の違いがそれぞれの「マイプラン」を生み出します。塾生たちは「自分だけ」の手がかりをつかめるでしょうか。
今回のメニューは、以下の通りです。
○塾生マイプランの発表
○ゲストトーク
・庄司亮一さん(伊達ルネッサンス塾2期生)
・八巻眞由さん(伊達ルネッサンス塾1期生)
○ブラッシュアップタイム
○姉妹塾遠征の報告
○まとめ
4回目までは、事務局から出した課題シートに書き込む形でプランを事前にまとめ、発表をしてきました。しかし、今回は課題シートは無し。これまでつくってきたシートやそれをもとに行った発表、そしてフィードバックをもとに自分の想いや考え、プランを話しやすいように自分でプレゼンシートをつくっての発表になりました。
「どんな発表になるのかな~」と思っていたのですが、まずプレゼン資料については手書きや言いたいことの強調など塾生それぞれの工夫が出てきていました。またマイプランの方も、4回目の尾野塾長からのアドバイスや5回目までの間に実施したブラッシュアップ会をもとに内容をチューンアップしてきていました。ただ惜しくは、7分という発表時間に入りきらない塾生が多かったこと。一般的に、最も言いたいことは発表の後半に来ることが多いので、時間の配分は今後の課題になってくると思いました。
休憩をはさんで、ゲストトーク。今回は、OBゲスト2名が登場。
1人目は2期生の庄司さん。第2期のプレゼン(動画)を見ながらお話をしてくれました。
仕事は介護福祉士で、仕事以外では地域の芸術祭にも関心があり、プランづくりに迷っていた庄司さん。最初は高齢者の話の聞き書きをプランとして考えていましたが、福祉を前提としては考えたくはなかったそうです。
その中で、角田のファミレスで伊達ルネ塾のスタッフに自分が抱えてることをただただ聞いてもらえたのが心地よかったそうで、そこから生まれたのが「オイビト アート アーカイブ」。仕事の経験から、高齢者と関わってみるとおもしろいと感じていて、ではどうやって関わりを持つかをプランとして発表しました。
最後に、伊達ルネッサンス塾のマイプランの傾向が変わってきていると感じていて、いまあらためて自分のプランやプレゼンを見ると「時代の先を行ってたんだなー」と思ったと話してくれました。
2人目は1期生で今は事務局メンバーの八巻さん。
地域の活動に関わりはじめたのは、中学・高校でのジュニアリーダーの活動でした。いずれは家業を継ぐつもりでしたが、高校卒業後はどうしようかと思っていた時、町役場職員に誘われて教育委員会の社会教育指導員になりジュニアリーダーの担当をすることになりました。その傍ら「まるもり町青年団Re:birth」を立ち上げ、地域活動も継続しましたが、「絶望」~地域には希望がない、未来の話ができない~を感じてしまいます。
そんな時尾野塾長に出会い、それがきっかけで塾生になります。苦しんだ半年間でしたが、しっかりと自分を見つめ直すとともに、絶望を脱して「何とかなるかもしれない」と思えるようになりました。今回のトークにあたり、塾生時代のプランを見直すと今考えていることが多く含まれていて、自分のベースになっていると感じているそうです。
現在は新たに団体を立ち上げ、本業を持ちながらも当たり前に地域や社会に対してアクションできるようにしたいと考えています。
2人のOBの話から、自分の想いや考えを言葉に出すこと、そして考え抜くことこそが「自分だけのマイプラン」につながると感じさせてくれました。
後半はブラッシュアップタイム。3つのグループに塾生、OB、聴講参加者、事務局が均等に入り、塾生1人あたり15分間、マイプランの発表を聞いた人たちからのフィードバックを受けました(塾生1人のグループは30分間)。参加者側からは発表を聞いての感想やアドバイス、もっと聞きたいことなどを質問し、それに対して塾生がさらに考えつつ答えていきます。筆者は、特定のグループに入らずに巡回して聞いていましたが、プランをよりおもしろくしたり、実践的にしたりするようなやり取りが多く出てきていて、今後のマイプラン作成の肉付けになるなと感じました。
30分経ったところで組替えをして2セット目を行い、最後には時間が来て「終了~!」と言ってもどのグループも終わってくれないほど白熱した時間でした。
次回はいよいよ発表会。間には尾野塾長を交えてのブラッシュアップ会などもありますが、ここからがマイプランづくりの最終段階にして最も険しい山を登ることになります。そんな中、どうしていくか。今回のOBゲストの庄司さん・八巻さんの話にも出てきましたが、悩みながら、自分の内面を再度見つめながら、そして「自分のつくりたい世の中像」を思い出しながら、ぜひ壁を一つやぶってほしいと思います。塾生のみなさんのジャンプアップに期待です!
【おまけ】
交流会は2種類の鍋でした。おいしかったです。
第4期マイプラン発表会は、
2月3日(土)、今年できたばかりの山元町防災拠点・山下地域
主な内容は、塾生マイプランの発表、ゲストセミナー、大交流会。
内容盛りだくさんですので、ぜひご参加ください!
季節は晩秋。今回の会場は角田市西根地区、明治後期に建てられた大沼さんのお宅です。家の中や裏山には、大沼さんが東日本大震災後に鎮魂のために彫った仏像が数多く鎮座していて、塾生4名を含む23名の参加者を迎えてくれました。
今回のテーマは「アクションを起こそう」。塾生自身が起こした小さなアクションを、どのようにとらえ、次につなげるか。ねらいとしては、より地域に根差した事例を学ぶこと、発表とフィードバックを通してマイプランを深めていくことが提示されました。
今回のメニューは、以下の通りです。
○ゲストトーク
・佐藤正友さん(にしね未来プロジェクト)
・宍戸 実さん(にしね未来プロジェクト)
○塾生マイプランの発表・フィードバック
○まとめ
はじめに尾野塾長から、「これからのつまづきポイントとして、手段が目的化してしまうことがある。例えば何か目的があってイベントをするはずだったのが、いつの間にかイベント開催が目的になってしまうことがある。手段と目的を混同しないように」というお話があったあと、ゲストトークへ。
今回のゲストは、地元西根地区の「にしね未来プロジェクト」から佐藤正友さん、宍戸実さんをお招きしました。
「にしね未来プロジェクト」は、もともとは地域おこし協力隊の導入にあたって組織した団体を改称したもの。現在は、協力隊と協働しながら地区の移住・交流人口増加を目的に活動しています。今年の春には「さくらまつり」を開催し、桜並木ウォーキングや地区の昔の写真の展示会などを行い盛り上がりました。
ゲスト1人目、佐藤さん。若いころからさまざまな形で地域活動に取り組み、家にはほとんどいなかったとのこと。最近では「工房美山の里」でのブルーベリーづくりにも関わっていて、採れたブルーベリーを「虹の園」でジャムにしてもらい販売しています。
佐藤さんの今後の野望としては、荒れている里山を何とかしたいことだそうです。確かに林業はさびれてきているが、そういう時代でも自然の中で生きることを求める人もいるので、地域全体で日本一きれいな里山を目指したいと話してくれました。
ゲスト2人目は、「西根のブレーン」宍戸さん。元新聞記者で、出向いた先で言われた「土地に惚れろ」という言葉がきっかけで、その地の歴史を知り、いいところを探したり、友達を増やそうと思うようになりました。もともと西根が好きであることと合わせて、地域での活動に関わる原動力になっています。
宍戸さんは、各地にある「○○八景」をこの地区でも探していって「高倉八景」として光を当てていきたいそうです。そして、見つける過程やその後の発信で、郷土の誇りや自慢を多くの人に知ってほしいと考えています。
その後の質問タイムを含めて、お二人からは、動くことをいとわないこと、いろんなものを受け入れる柔軟さ、そして何より西根への強い想い、これらが合わさって今なお地域の最前線で活動できるんだな、ということを感じました。人生の先輩であると同時に活動の先輩の言葉、今後に生きることはたくさんあると思いました。
後半は塾生マイプランの発表&フィードバック。今回は、参加者全員の前で発表する「西根テーブル」と、尾野塾長と個人面談を行う「塾長テーブル」の2つを設置し、塾生はそれぞれのテーブルで発表しました。
筆者は「塾長テーブル」の方にいたので、そこでの話しを振り返ると、全体に共通するのは「等身大の自分を探す時間」だったということ。塾生と尾野塾長とのやり取りの中で、自分の考えている「ビジョン」に向けて、自分の「やりたいこと・できること」は何かをあらためて考えていきました。また、塾生それぞれの現在の状況から「『地域』という呪いを解く」「自分のワクワクするポイントは?」「自己肯定感を上げる」などの問いや次に向けての指針が出されました。
最後にゲストのお二人から。佐藤さんからは「案ずるより産むがやすし」、宍戸さんからは「地域のことを考えている若者がいっぱいいるのが心強い。勇気をもらった」との一言をいただきました。
それを受けて尾野塾長からは「ゲストのお話にもあったが、今回は『好きだからやる』の一言に尽きる。このことをプランにも反映させていってほしい」というお話がありました。
第4期もいよいよ終盤へ。塾生のみなさんのプランがどのように変化していくか、深められていくか。最も苦しむ時期かもしれませんが、ここを乗り越えることで新たな展開が見えてくると思います。もうひと踏ん張り!
第5回セミナーは、再びの山元町へ。
12月2日(土)、普門寺(山元町)にて開催します。
主な内容は、OBトークと塾生マイプランの発表&フィードバック。
また、先ごろ出向いた各地の姉妹塾への遠征の報告もあるかもしれません。
内容盛りだくさんですので、ぜひご参加ください!
第5回セミナーについて、詳しくはこちらをご覧ください → ★☆★
伊達ルネッサンス塾第4期も終盤戦に入りますが、しかしマイプランの進化はここからです。
5回目は、山元町での開催。会場の普門寺は、震災後、さまざまな独自の取り組みをしてきており、今回のテーマ「自分だけのマイプランへ」にふさわしい場所と言えます。自分の想いや考えをさらに膨らませつつ、起こしたアクションも踏まえてマイプランを深めていきます。
今回も、一般聴講の参加者を募集します。ゲストトークと塾生マイプラン、ぜひ聞きに来てください。お待ちしています!
★日 時:2017年12月2日(土)13:30~17:30
★会 場:普門寺(山元町山寺字浜163)
(地図)https://goo.gl/maps/DxJ7bDuCr1r
★主なプログラム:
○オープニング
○塾生マイプランの発表とフィードバック
○ゲストトーク
・八巻眞由さん(伊達ルネ塾1期生)
・庄司亮一さん(伊達ルネ塾2期生)
○マイプランのブラッシュアップ
○まとめ
●終了後、交流会を行います。
★一般聴講参加費:1000円(高校生以下無料)
★交流会参加費:2000円(差し入れ大歓迎!)
★一般聴講の方のお申し込みは、こちらからお願いします。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/48857122542015
※お預かりした個人情報は、本セミナーに関する
★お問い合わせは、webページ上部右側の「お問い合わせ」からお願いいたします。
八巻眞由さん
伊達ルネッサンス塾1期生
中学生の時にジュニアリーダーとして地域に関わりはじめ、高校卒業後同年代の仲間とつくった「まるもり町青年団 Re:birth.(リバース)」の初代代表になる。
伊達ルネッサンス塾修了後、事務局として運営に携わり、2017年に地域づくり団体「YOMOYAMA COMPANY」を設立した。
そのかたわら、藍染職人の父に師事して自らも藍染職人の一歩を踏み出し「天然藍染 伽藍」を立ち上げている。
庄司亮一さん
伊達ルネッサンス塾2期生
2014年ごろから地域での活動に関わりはじめ、「ROW八MON」(角田市、2015年、16年)、「耕野のあるきマルシェ」(丸森町、2015年)などで主にアート担当として活躍。
伊達ルネッサンス塾のマイプラン発表会では、動画と語りを合わせた斬新な発表スタイルで驚きを与えた。
本業は、福祉施設職員。
今回は、いつものレポート担当が別の用件で不在だったため、初の試みとして一般聴講で参加いただいた方によるレポートをお送りします。鈴木さん、どうぞよろしくお願いいたします!
「はじめまして。第3回セミナーに一般聴講として参加させていただいた宮城大学3年の鈴木沙菜と申します。今回、レポートの担当をさせていただくことになりました!どうぞよろしくお願いいたします」
すっかりと秋の天候になり、朝方に降った雨もどこか秋らしく涼しげでした。そんな中、丸森の澄んだ空気に包まれた「天然藍染 伽藍」にて、第3回のセミナーがアットホームな空気の中で行われました。
今回のメニューは、以下の通りです。
○オープニング
◯ゲストトーク:
・和田智行さん
(株式会社小高ワーカーズベース 代表取締役)
・谷津智里さん(伊達ルネッサンス塾2期生)
◯塾生マイプランの発表とフィードバック
◯まとめ
ゲストトークの一人目は、和田智行さん。原発避難区域である福島県南相馬市小高区にて避難区域初のコワーキングスペース「小高ワーカーズベース」を創業し、さまざまな事業を通して小高の再生に尽力しています。
原発事故によって全住民強制避難を強いられた小高区。避難指示解除後は住民の減少と高齢化が問題となっていました。たくさんの課題がある中、住民の皆さんが帰還できるようにするにはどうすべきか。そこで「事業を起こす」ことで震災によって失われた地域経済をゼロから作り出し、住民も事業者も暮らせる地域を取り戻そうと動き出しました。
まず和田さんが始めたのが、小高に再び明かりを灯す拠点としてのコワーキングスペースの設置でした。また、除染作業のために小高で働いてくれていた人々のために温かいご飯を提供する食堂「おだかのひるごはん」を地元の主婦の皆さんと一緒に立ち上げました。その他にも小高で食料や日用品を調達できる仮設スーパーや、若い女性たちの雇用を生むためのおしゃれなガラス細工工房の設立という4つの事業に取り組みました。
このように多くの事業を創出してきたのは、1つの事業に依存する社会ではなく、多様な事業が躍進できる社会を作り出すことが理想であると考えたからだそうです。
震災ですべてを奪われた小高区。しかし考え方を変えれば小高は、未来に必要な価値だけを自由に積み上げていくことができる真っ白なキャンパスである、と和田さんはおっしゃっていました。
2人目のゲストは、伊達ルネッサンス塾2期生の谷津智里さん。東京出身で、結婚を期に旦那さんの故郷である宮城県白石市に移住しました。
谷津さんが生まれ育った東京の故郷はどんどん発展していき、「知らない誰かの計画に塗り替えられた故郷」となってしまいました。そのことから、「自分たちの暮らすまちのことは自分たちで考えていきたい!」と考えており、田舎の地域特性から生まれる暮らしや文化はとても豊かである、と地方への移住にはとても前向きな考えを持っていました。
しかし地方には地方の問題が…。知り合いもおらず、土地勘もなく、近くでやりたい仕事もない…。そんな中でやれることをやってみよう、と谷津さんはミニコミ誌の発行を皮切りに、被災地支援事業のコーディネートや松島湾の「つながる湾プロジェクト」の運営など、さまざまなことに取り組みました。「しかし自分は最終的に何をしていくのだろう?」と考え、伊達ルネッサンス塾に入塾しました。
最終発表会では「こどもの城」という、地域の人が子どもを支える環境づくりのプランを発表しました。現在、地元の白石市でコミュニティカフェを作る構想を立てているそうです。
「アイデアのコア(=核)さえぶれなければ、方法は全く違うものになっても構わない」と谷津さんは話していました。「伊達ルネ塾を通して自分のコアを見つけ、自分らしい人生を送れますように」と塾生にアドバイスしてくださいました。
お二人からは、まず何かをするにはいろんなことをやってみる、チャレンジすることの大切さを学ばせてもらいました。
マイプラン発表の前に、参加者の皆さんでアイスブレイクの時間。「きく」ことをテーマにしたワークを行いました。
二人一組になって、相手の話を無視したり、過剰にリアクションを取ってみたりなど、いくつかの「きく」「はなす」のパターンを実践しました。お互いが「きく」「はなす」をしっかり行わないと気持ちの良いコミュニケーションが成り立ちません。自分の話を相手にどう聴いてもらうか、相手に共感して後押ししながら聴く、それぞれのチカラを持つことを大事だと感じました。
会場が温まったところでマイプラン発表の時間です。今回は、4人の塾生の方々からマイプランを発表してもらいました。
自分はどんな人なのか、自分がやりたいことは何なのか。たくさん悩み、考えてきた皆さんの今までを見ることが出来ました。それぞれのマイプランに対し、意見やアドバイスなどが交わされ、プランの実現や内容を固めていく一歩になったことと思います。
学生目線で聴講させてもらった率直な意見として、「大人でもこんなに悩むんだ。悩んでいいんだ」と感じました。
大学では「自分の将来について考えなさい」「自分のやりたいことを見つけなさい」と言われていますが、「大人になってもまだ分からなくなることってたくさんあるんだろうな、悩んだっていいじゃないか」と、今回の聴講を通して重くネガティブに捉えていたことを楽な気持ちで考えられるきっかけとなりました。初の参加でしたがとても有意義な時間になりました。本当にありがとうございました!
鈴木さん、レポートありがとうございました!
そして、第4回セミナーは角田市に舞台を移します。
11月4日(土)、伊達ルネ塾ではすっかりおなじみ、角田市西根地区で開催します。
主な内容は、ゲストトークと塾生マイプランの発表&フィードバック。
ゲストには、西根地区の活性化に取り組む「にしね未来プロジェクト」のみなさんをお迎えします。
ぜひご参加ください!
第4回セミナーについて、詳しくはこちらをご覧ください → ★☆★
秋深まり、伊達ルネッサンス塾第4期も折り返し点が近づいてきました。
4回目は、角田市西根地区での開催です。今回のテーマは「アクションを起こそう」。現在全国各地で地域活性化の取り組みが進んでいますが、ここ西根地区でも例外でなく、さまざまなアクションがはじまっています。そんな話を聞きながら、塾生のアクションをさらに深めていきます。
今回も、一般聴講の参加者を募集します。ゲストトークと塾生マイプラン、ぜひ聞きに来てください。お待ちしています!
※チラシでは、4回目の会場は丸森町と記載しておりましたが、今回のゲストやお話しいただく内容の関係から3回目と4回目の開催地を交換しました。あらかじめご了承ください。
★日 時:2017年11月4日(土)13:30~17:30
★会 場:大沼さん邸(角田市高倉関場41)
(地図)https://goo.gl/maps/
★主なプログラム:
○オープニング
○ゲストトーク
・「にしね未来プロジェクト」のみなさん
・尾野寛明塾長(有限会社エコカレッジ代表取締役)
○塾生マイプランの発表とフィードバック
○まとめ
●終了後、交流会を行います(会場同じ)。
★一般聴講参加費:1000円(高校生以下無料)
★交流会参加費:2000円(差し入れ大歓迎!)
★一般聴講の方のお申し込みは、こちらからお願いします。
https://
※お預かりした個人情報は、本セミナーに関する
★お問い合わせは、webページ上部右側の「お問い合わせ」からお願いいたします。
「にしね未来プロジェクト」
2015年10月、角田市西根地区の有志住民によって「地域おこし協力隊事業準備会」が発足、事業導入に向け議論が交わされてきた。2016年7月の協力隊導入後は「にしね未来プロジェクト」と改称し地区の移住・交流人口増加と、隊員との協働を目的とし活動している。
お盆ごろから涼しい日が続き、過ごしやすい日が続いていましたが、2回目を前に暑さが戻ってきました。
そんな中、伊達ルネッサンス塾では3年ぶりの亘理開催となった2回目セミナー。地域のイベントが重なってしまい、17名の参加でしたが、こじんまりとした中にもいろんな話が行きかい盛りだくさんの場となりました。
今回のメニューは、以下の通りです。
○尾野塾長のトーク
○ゲストトーク:
・坂本 一さん(一般社団法人まなびの森 代表理事)
○塾生マイプランの発表・フィードバック
○まとめ
今回のゲスト、まなびの森の坂本さんは以前から伊達ルネッサンス塾には聴講や審査員の立場で参加いただいていましたが、いよいよゲストとして登場です。
学習塾を運営するかたわら、東日本大震災後は仮設住宅集会所での学習支援にはじまり、中学校での学習支援や不登校生徒支援(校内でのフリースクール運営)にも取り組んでいる「まなびの森」。
このような取り組みの根底である「まなびの森」のビジョンは、「ひとのもりをつくる」。「未来に必要な担い手は地域が自らつくり上げる。外に人を求めるよりは、中で育てなければならない」という想いがこめられています。さらに、「それを放棄した地域は、いずれ存続の命脈を絶たれる」とも坂本さんは言います。だからこそ、子どもたちに必要なことは何かを考え、「やりたいこと・やらねばならぬことは意地でもやる」という気持ちが、先に挙げた塾を飛び出しての取り組みにつながったのだと思いました。
また、「まなびの森」の特徴は、かつて塾の生徒であったスタッフが多いこと。中高生時代に塾で学び、大学に入ってアルバイト講師になり、社会人になって数年後に帰ってくるというケースが多いとのこと。最近では、山元町の仮設住宅集会所で学習支援を受けた中学生が大学生になり、山元町の中学校で学習支援にあたっている事例も出ているそうです。これらをまとめて、坂本さんは「人材の地産地消」と話してくれましたが、きっとこれが「まなびの森」のビジョンや進むべき道を共有できているポイントだと感じました。
後半の尾野塾長とのクロストークでは、坂本さん自身もかつて塾の師匠から言われ、今はOBに向けて言っている「いつでも帰ってこい」に尾野塾長が着目。いったん外に出て、その上で帰ってくることの大事さ、そして地域づくりが進んでいるところほどこの点が柔軟であるという紹介がありました。それに対応するように坂本さんからは「OBには、1回外を見てほしいという想いもある。ちなみに現在も数名にアプローチ中」との話がありました。
坂本さんのお話で心に残ったのが「成長を見届けたい。こんな風に変わるんだ、というのを見るのが楽しみ」という言葉。この想いがまわり回って「ひとのもり」というかたちに少しずつなってきているのだと思いました。
後半は塾生マイプランの発表&フィードバック。今回は、それぞれ考えてきた「ビジョン=つくりたい社会・世の中像」と「ミッション=ビジョン実現のために取り組むこと」の発表がメインになります。塾生一人当たり2回の発表で、1回目は塾生2人+聴講参加者で小グループごとに、そして2回目は全体の前で発表を行いました(時間はどちらも6分)。
前回は「人生グラフ」を含めた発表だったので、いわゆる「マイプラン」メインの発表は今回がはじめて。1回目はなかなかペースがつかめずに前半で多くの時間を使ってしまった塾生が多かったです。しかし、その点をフィードバックの時にグループの他のメンバーがうまく質問して引き出していた場面も見られました。
後半の全体の発表では、1回目の経験も生かしてペース配分がうまくできてきたように感じました。そして発表のあとは尾野塾長と坂本さんからのフィードバック。尾野塾長からは、「全般的には、ビジョン・ミッションについては現時点ではよく書けている。それを今後、どのようにプランに落としていくかが大事」というお話がありました。
特にビジョンはマイプランの要となるもの。ここをどうしっかりと固めるかが今後のプランづくりを左右します。次回のテーマは「プランを具体化しよう」。今回考えたビジョン・ミッションをもとにどんなプランがつくられるのか、塾生のみなさんの考えどころです。
第3回セミナーは、内陸へ!
9月23日(土・祝)、「天然藍染 伽藍」(丸森町)にて開催します。
主な内容は、ゲストトークと塾生マイプランの発表&フィードバック。
ゲストは、「(株)小高ワーカーズベース」代表取締役の和田智行さんと、OBゲストとして2期生の谷津智里さんをお迎えします。
ぜひご参加ください!
第3回セミナーについて、詳しくはこちらをご覧ください → ★☆★
1、2回目は海沿いのエリアを進んできましたが、実りの秋は内陸へと入っていきます。
3回目は、丸森町の「天然藍染 伽藍」で開催です。藍染は、染めれば染めるほど「あお」が濃くなっていきますが、塾生のマイプランも深く深く考えていくことで濃くなっていく、そんな場にしていきます。
今回も、一般聴講の参加者を募集します。ゲストトークと塾生マイプラン、ぜひ聞きに来てください。お待ちしています!
※チラシでは、3回目の会場は角田市と記載しておりましたが、4回目のゲストやお話しいただく内容の関係から3回目と4回目の開催地を交換しました。あらかじめご了承ください。
★日 時:2017年9月23日(土・祝)13:30~17:00
★会 場:天然藍染 伽藍(がらん)(丸森町字上滝東26-1)
(地図)https://goo.gl/maps/
※不動尊キャンプ場近く
★主なプログラム:
○オープニング
○ゲストトーク
・和田智行さん((株)小高ワーカーズベース 代表取締役)
・谷津智里さん(伊達ルネッサンス塾2期生)
○塾生マイプランの発表とフィードバック
○まとめ
●終了後、交流会を行います(会場同じ)。
★一般聴講参加費:1000円(高校生以下無料)
★交流会参加費:2000円(差し入れ大歓迎!)
★一般聴講の方のお申し込みは、こちらからお願いします。
https://
※お預かりした個人情報は、本セミナーに関する
★お問い合わせは、webページ上部右側の「お問い合わせ」からお願いいたします。
和田智行さん
株式会社小高ワーカーズベース 代表取締役
福島県南相馬市小高区(旧小高町)生まれ。2005年に故郷にUターン。東京のITベンチャー2社の役員でありながら南相馬の自宅で働くライフスタイルを確立。
東日本大震災では自宅が警戒区域に指定され、家族とともに会津若松市に避難。同市に新設されたインキュベーションセンター勤務を経て、2014年避難区域初のコワーキングスペース「小高ワーカーズベース」事業を開始。その後、震災後では小高区初となる食堂「おだかのひるごはん」(2016年3月閉店)や仮設スーパー「東町エンガワ商店」、ガラスアクセサリー工房「HARIOランプワークファクトリー小高」をオープンするなど、住民帰還の呼び水となる事業の創出に取り組む。
・2014年12月
「AERA」2014年12月29日-1月5日合併号「日本を突破する100人」掲載
・2015年12月
「ふくしまベンチャーアワード2015」 特別賞受賞
・2017年2月
復興庁「新しい東北」復興・創生顕彰 団体部門受賞
株式会社小高ワーカーズベース → ☆★☆
谷津智里さん
伊達ルネッサンス塾2期生
東京都出身。中高大学の10年間演劇部に所属。大学卒業後出版社勤務を経て、2008年に夫の故郷である白石市へ移住し、翌2009年から地元の情報を伝えるミニコミ紙を制作する。並行して2011年9月より3年半「東京都による芸術文化を活用した被災地支援事業」で宮城県内の現地コーディネートを担当。同事業から発足した「つながる湾プロジェクト」の事務局運営を2015年4月より担当し、現在も継続中。
「その地域らしい暮らし」が各地に残り続けることを願い、上記の活動のほかにも「仙南HAPPY」制作、ドキュメンタリー映画「波伝谷に生きる人びと」沿岸部上映実行委員会、伊達ルネッサンス塾などのローカルプロジェクトに参画し、プロジェクトや人のコーディネートに携わる。また、インタビュー書籍の執筆・編集や各種パンフレット制作、大学生ライターの指導、自治体の移住促進サイトの取材執筆などを行っている。
今年度、伊達ルネッサンス塾と連動して「アドバンス講座」を開催します。塾生、塾生OBを含めた地域で活動する方々向けに、それぞれの活動や団体運営に役立つ知識や技能が身につくような講座を企画します。
第1回のテーマは、「メンタリング・コーチング」。互いを引き出し高め合うために、相手の話を聞き、理解することの大切さを学びます。伊達ルネッサンス塾第2回セミナーの翌日となりますが、多くの皆さんのご参加、お待ちしています!
★日 時:2017年8月27日(日)9:00~12:00
★会 場:天然藍染 伽藍(がらん)
(住所)丸森町字上滝東26-1
(地図)https://goo.gl/maps/
※スカイプでのセミナーとなります。
★講 師:山本未生さん(一般社団法人WIT 代表理事)
★参加費:1,000円
★お申し込みは、こちらからお願いします。
https://goo.gl/forms/
※お預かりした個人情報は、本セミナーに関する
★お問い合わせ
yomoyamacompany★gmail.com
※★を@(半角)に変えてお送りください。
山本未生さん
一般社団法人WIT 代表理事
東京大学教養学部に在学中、マレーシアの孤児院でのインターンを経て、戦略・ネットワーク・資金の不足が、非営利団体のミッション達成を妨げていることを実感。SVP東京のパートナーとして7年間、革新的な社会起業家を「汗と時間とお金の投資」で支援。2011年、東日本大震災を機に一般社団法人WIA(現WIT)を設立。2013年7月より同代表理事。2013年MITスローン・スクール・オブ・マネジメントでMBAを取得。
一般社団法人WIT →→ ☆★☆
第4期開幕!
本セミナーでは4年目にして初の雨天の日となりましたが、逆にあまり暑くなくてちょうどよかったかもしれません。
今回は事前にお知らせしていました通り、塾生と関係者(OBなど)のみでの開催でしたが、19名のご参加をいただきました。塾生のみなさん、半年間よろしくお願いします!
今回のメニューは、以下の通りです。
○伊達ルネッサンス塾第4期開塾にあたって
○ゲストトーク:
・佐藤浩昭さん(伊達ルネ塾2期生)
・堀米萌美さん(伊達ルネ塾1期生)
○ワークショップ「人生グラフ」
○塾生自己紹介とマイプランの発表・フィードバック
○まとめ
まずはゲストトーク。今回は、2人のOBが登場。
1人目は、2期生の佐藤浩昭さん。自宅で古本屋「スローバブックス」をオープンして約1年。あらためて、マイプランのきっかけや開店後のお話をしていただきました。
小さい頃はほとんど本を読んでなかったそうですが、高校時代に1冊の本と出会い、本好きに。その時の体験から、多くの人に本に触れてもらい、本の楽しさを知ったり好きになってほしいという想いがありました。また、地域の書店が少なくなっていることからミニ図書館やミニ本屋があればいいと考え、「そうだ、古本屋だ」となりました。
約1年間やってきて、「本には人と人とをつなぐ力がある」と感じていて、店に来る人だけでなく、イベント出店や取材、本の寄贈など多くのご縁が生まれたそうです。
伊達ルネ塾に関しては、最初は尾野塾長から古本屋のことを聞きたいと思い入塾したそうです。しかし、いろんな人からマイプランに対するアドバイスを受けることで頭の中で漠然としていた想いがだんだんまとまっていき、「スローバブックス」オープンにつながったと話してくれました。
2人目は、1期生で現在は塾の運営メンバーでもある堀米萌美さん。現在、仕事や伊達ルネ塾を含めて4つの活動に関わっています。
このようにさまざまな活動に関わるようになったきっかけは丸森町に数年前に再びできた青年団。ここで活動することで地域のためになるという想いもありましたが、無理なく関われることで、自分なりに少しずつ前に進める感があったのがよかったそうです。
伊達ルネ塾では、さまざまな人たちが交われるようなフェスやマルシェの開催プランを考えました。実現には結び付きませんでしたが、塾で半年考え、悩んだことが今関わっている活動に大いに生きている、と話してくれました。
二人の話で共通していたのは「一人称の『私』」。「私はどう思うか」「自分にできることは何か」、これらを突き詰めていくことが、何かに取り組むはじまりになることを教えてくれました。
今回のテーマは「自分を掘り下げよう」。というわけで、中盤戦は「人生グラフ」に取り組んでもらいました。
「人生グラフ」とは、生まれてから今までをあれこれ振り返り、その時々の良かったことや楽しかったこと、逆に困難だったことやつまらなかったことをグラフの形で表すものです(右の写真参照)。
最初に運営担当より説明と自分自身の人生グラフを紹介してもらったあと、さっそくワーク開始です。参加のOBにも取り組んでもらい、あれこれ迷ったり考えたりしているのか多少静かな時間が流れます。見て回ると、紙の長さが足りずに裏に行ってしまう人も含め、さまざまな形をした人生グラフができました。早く完成したOBに発表してもらっている間に次のプログラムの準備を進め、いよいよ塾生マイプランの発表です。
塾生マイプランの発表。今回ははじめに、人生グラフも見つつ「ロング自己紹介」を先にしてもらい、そのあとにマイプランを発表してもらいました。
自己紹介では、生い立ち的なところから、仕事や趣味について、あるいは今取り組んでいることなど事実だけでなくその時々の気持ちも合わせてお話してもらいました。幼稚園の時にクリスマス劇で「キリストの父」の役をやった人が二人いたなど、意外な共通点も出てきていました。
マイプランの方は、塾生それぞれのこれまでの経験や想いから、それぞれの「やってみたいこと」が出てきました。そのきっかけも、子どもの時の経験に基づくもの、仕事や活動を通して気づいたこと、などさまざま。フィードバックでも、他の塾生やOBからいろんな質問があったり、某OBから「自分のマイプランと何となく似ているところがある」などの感想もありました。
初回なので手探りなところもあったのですが、それぞれ自分のことを振り返ることができ、また塾生同士の相互の理解も深まったのではないかと思いました。
第2回セミナーは、今回の会場からほんの少し北上して、亘理町農村環境改善センター(吉田公民館)で8月26日(土)に開催します。
主な内容は、ゲストトークと塾生マイプランの発表&フィードバック。
ゲストは、「一般社団法人まなびの森」代表理事の坂本一さんです。
ぜひご参加ください!
第2回セミナーについて、詳しくはこちらをご覧ください → ★☆★
本来、プレセミナーは2回の予定だったのですが、ご縁をいただきまして急きょ3回目を開催することになりました。今回は一般社団法人MAKOTOさん主催で、伊達ルネ塾初上陸となる川崎町が会場です。急な決定にもかかわらず、7名の方にご参加いただきました。
メニューはこれまでとほぼ同じで、以下の通りです。
○川崎町での起業支援・定住支援の取り組みについて
(MAKOTO・倉田さんより)
○伊達ルネッサンス塾についての説明
○ゲストトーク:
・小笠原有美香さん(伊達ルネ塾1期生)
・武藤亮平さん(伊達ルネ塾2期生)
○質疑応答/情報交換
○第4期塾生募集について
まずはじめに、MAKOTOの倉田さんより、川崎町での起業支援の取り組みや、今回のプレセミナー開催の目的などについてご説明いただきました。
またこちらからも、伊達ルネ塾のこれまでの取り組みについて説明しました。そして、OBトーク。
まずは1期生の小笠原有美香さんから「地域と関わること」についてのお話。自身の復興支援員の任期終了後、仕事や暮らし方を探していろいろな挑戦をしている現在から感じることについてお話していただきました。
自然食品店で働くも、ワークスタイルが全然自然ではないことに疑問を抱き、丸森町に移り住んだ経緯。町内の耕野地区に配属になり、職場は40~80代がほとんどで、これからの地域をつくる仕事なのに、若い人が全然いない現状に悩む日々。同世代の仲間を渇望し、語り合いたい欲求が高まっていた時に伊達ルネ塾に入り、自身と向き合い、地域と語り合い、今に至るまでの道のりを語る小笠原さんの言葉からは、経験者ならではの厚みと重みを感じることができました。
続いては、2期生の武藤亮平さんです。住民と行政職員が一緒になって、「楽しく地域のことを考えたい」。そんな思いで伊達ルネに入塾し、紆余曲折を経て、武藤さん自身が覚悟を決めたことがきっかけになり「山元はじまるしぇ」を実現させました。
初回から1500人のお客さんに来ていただけただけでなく、出店した地元のお店にお客さんが殺到したり、出店者同士のコラボ商品が誕生するなど、はじまるしぇの効果はじわじわと町中に広がっているそうです。武藤さん自身も、はじまるしぇを通して、役場で生きた仕事ができるようになったと言います。自分の仕事の先に町の人の顔が見えてくる。この仕事が誰にどんな影響があるのか考えるようになった、と。
後半は、それぞれの普段の活動や、今日の感想、また、自身が今感じているテーマや課題などについて、普段なかなか繋がることのできない地域の方たち同士でたくさんの情報交換をすることができました。
またプレセミナー終了後は、川崎町民のみなさんおすすめの居酒屋「ひょうたん」にてさらに交流を深めました。地域ならではのお店に伺えるのも、また醍醐味。
川崎のみなさん、このたびはご縁をいただきましてありがとうございました!
今週末に1回目のセミナーを控えたところですが、第2回セミナーの告知です。
2回目は、3年ぶりの亘理町開催!
そ・し・て、お待たせしました!
2回目のセミナーからは、これまで通り一般聴講の参加者を募集します。ゲストトークと、1回目のセミナーを経ての塾生のプラン、ぜひ聞きに来てください。
まだまだ暑い中の開催となると思いますが、暑さに負けない熱い雰囲気で開催します。セミナーのみ、交流会のみのご参加も大歓迎ですので、多くの皆さんのご参加、お待ちしています!
★日 時:2017年8月26日(土)13:30~17:00
★会 場:亘理町農村環境改善センター(吉田公民館)
(住所)亘理町吉田字大塚185
(地図)https://goo.gl/maps/jfNmzrkcEHq
※JR常磐線浜吉田駅より徒歩10分
★主なプログラム:
○オープニング(尾野塾長から)
○ゲストトーク
・坂本 一さん(一般社団法人まなびの森 代表理事)
○塾生マイプランの発表とフィードバック
○まとめ
●終了後、交流会を行います。
・会場:ごはんと麺の店 見晴
★一般聴講参加費:
・セミナー:1,000円
・交流会:参加者で割り勘します
★一般聴講のお申し込みは、こちらからお願いします。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/02961d12523011
※お預かりした個人情報は、本セミナーに関する
★お問い合わせは、webページ上部右側の「お問い合わせ」からお願いいたします。
坂本 一さん
一般社団法人まなびの森 代表理事
1965年神奈川県生まれ、10歳の時に村田町に移住。東北大学経済学部卒業後、東京で会社勤めをしたのち、1991年角田市にて塾を開設。以来25年間「塾屋」を主たる稼業としている。2011年春、塾出身の若者2人と新しい塾「まなびの森」の立ち上げ準備中に東日本大震災が起こったが、混乱の中で教室を立ち上げ、並行して山元町で学習支援活動を開始。同年12月一般社団法人化し、仮設住宅の集会所から中学校の教室まで活動の場を広げ、重層的な学習支援の枠組みを作り出してきた。
団体の名称は「ひとのもりをつくる」という想いが込められている。人口流出や少子高齢化が急速に進む地域にあって、将来を担う「ひと」は地域自らが意識して育て上げなければならないとの想いがあり、「ひとのもりをつくる」ことで微力ながら地域社会の再生産に貢献したいと考えている。
また、伊達ルネッサンス塾第3期最終発表会では審査員を務めた。
まなびの森Facebookページ → ☆★☆
いよいよ第4期が始まります。
塾の聴講を楽しみにしている方も多いかと思いますが…、
第4期の1回目は、新たなチャレンジとして塾生+関係者(OBや事務局など)のみの参加で開催いたします。
第3期まで取り組んできて、最初の段階で塾生の内面をもう少し掘り下げたいという運営側の想いがあり、このような形をとらせていただきました。
楽しみにしていた方にはまことに申しわけないのですが、2回目以降は例年通り聴講での参加を募集いたしますので、今しばらくお待ちください。
★日 時:2017年7月29日(土)13:30~17:00
★会 場:山元町内某所
★主なプログラム:
○オープニング(伊達ルネ塾第4期の開塾にあたって)
○ゲストトーク
・佐藤浩昭さん(伊達ルネ塾2期生)
・堀米萌美さん(伊達ルネ塾1期生/伊達ルネ塾事務局)
○自分を掘り下げるワーク
○ワークのまとめ及びマイプランの発表
○まとめ
佐藤浩昭さん
伊達ルネッサンス塾2期生。
自然豊かな丸森町耕野地区、築90年の家で持続可能な生活を模索中。自宅に、食・健康・農・暮らしなどに関する本を中心に扱う古本屋「スローバブックス」を開き、ゆったり、のんびりできるスペースを提供するとともに各所のイベントにも出店している。
塾生時代のマイプランは「ロバのいる古本屋」。伊達ルネ塾修了後探し求めていたロバが最近ついにやってきて、ロバも交えた暮らしを実践中。
○スローバブックスについてはこちら → ○●○
堀米萌美さん
伊達ルネッサンス塾1期生。
東日本大震災後、沿岸部でのボランティアや、まるもり町青年団「Re:birth」での活動などに取り組んできた。
現在は、地元である角田市西根地区の地域おこし協力隊導入プロジェクトにも関わっている。
伊達ルネッサンス塾第3期より、事務局メンバーとして運営を担当している。
何と、急きょ3回目のプレセミナーを開催することになりました。会場は、川崎町に最近できた「みやぎ川崎コワーキングビレッジ『SPRIN
すでに塾生になりたいと考えている方、まだ迷っている方。地域での活動に関心を持っている方、そもそも伊達ルネッサンス塾って何なんだ?という方。そんな皆さんをお待ちしています!
プレセミナーは今回がラスト!これまで来られなかった方も、ぜひお越しください。
なお、プレセミナーに参加したら塾生にならなければいけない、ということはありませんので、お気軽にご参加ください!
★日 時:2017年7月8日(土)14:00~16:00
※終了後、1時間程度交流会を行います。
★会 場:みやぎ川崎コワーキングビレッジ「SPRIN
地図:https://goo.gl/maps/
施設詳細:http://
☆プログラム:
○伊達ルネッサンス塾の説明
○ゲストトーク(OB2名を予定)
○質疑・ワークショップ
○交流会
★参加費:プレセミナーのみ参加の方は無料
交流会参加の方は500円
★お申し込みは、こちらからお願いいたします。
https://
★その他
・7月4日(火)に相談会を開催しますので、こちらもどうぞ。
・プレセミナーに参加できなくとも塾生に応募できます。開催後にはWebページやFacebookで報告しますので、ご参考にしてください。
・お問い合わせはこちら:https://goo.gl/LnfdpT
★助成:宮城県「平成29年度みやぎ地域復興支援助成金
2回目のプレセミナーは平日夜の開催。大雨の中、どれだけ参加者がいるか心配されましたが、何と1回目より多い25名のみなさんにご参加いただきました。
2回目のメニューは1回目とほぼ同じで、以下の通りです。
○伊達ルネッサンス塾についての説明
○ゲストトーク:
・武藤亮平さん(伊達ルネ塾2期生)
・泊 昌史さん(伊達ルネ塾3期生)
○グループワーク
○第4期塾生募集について